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クールジャパン・グランプリの九州大会を開催  九州経産省局    参加企業は22社


 九州経済産業局は11月28日、福岡市博多区のJR博多シティ9階で「クールジャパン・マッチンググランプリ九州大会」を開いた。
 経済産業省が取り組む13年度の「クールジャパンの芽の発掘・連携促進事業」の一環で開催された同イベントは、海外展開の可能性が高い地域産品や食、コンテンツ、ファッションやライフスタイル雑貨、ものづくり、観光などを活用して地域の新産業創出を目指す。
 当日は二部構成。第一部のクリエイティブ九州セミナーでは、「失敗しないための日本外食企業の海外進出」をテーマに、スピーカーにラーメン、レストラン事業の株式会社力の源カンパニー(福岡市中央区薬院1丁目、河原成美社長)の山根智之氏と不動産仲介事業などの株式会社ミュープランニングアンドオペレーター(東京都港区元赤坂、福田清二社長)の小吹雄一郎氏を迎え、トークセッションを行った。また、第二部の「クールジャパン・マッチンググランプリ」では、海外展開を強化する企業22社が、自社の海外戦略をプレゼンテーションした。参加者は約133人。福岡からの参加企業は、海産物・農産物製造の株式会社高橋商店(柳川市三橋町、高橋努武社長)や株式会社テレビ西日本(福岡市早良区百道浜2丁目、高木敏弘社長)など。
 グランプリには、スマートフォン向けアプリ開発の株式会社キューマックス(福岡市博多区博多駅南1丁目、吉武直志社長)、有田焼工場の有田製釜株式会社(佐賀県西松浦郡有田町、松本哲社長)の2社が選ばれ、来年3月の全国大会でのプレゼンテーション推薦枠を獲得した。