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クリーンルームウェアのクリーニングサービス サニクリーン九州
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週刊経済2025年4月2日発行号
クラス100クリーンルームで純粋洗浄
清掃・衛生商品およびユニフォームのレンタル・㈱サニクリーン九州(福岡市博多区半道橋1丁目、山田健社長)は、このほどクリーンルームウェア(無塵衣・無塵服)のクリーニングサービスを始めた。
近年、九州エリアでは半導体関連企業の進出が進んでおり、クリーンルームを備えた工場が増えてきたことから、子会社の㈱SKプロダクトの三輪工場(朝倉郡筑前町)敷地内に無塵衣専用の新工場を建設して需要拡大に対応するもの。預かったクリーンルームウェアは、クラス100(※)のクリーンルームで純水洗浄後、脱気包装(クリーンパック)する。開封後はすぐにクリーンルームで使用できる。サービス対象エリアは沖縄を除く九州一円および山口県下関市で、原則として九州エリア(離島および一部地域除く)の企業には洗浄後のウェアを無料で配達する。主なクリーニング価格は、つなぎが420円/枚、セパレート(上)400円/枚、同(下)400円/枚、帽子180円/枚、ブーツ380円/足など。クリーンルームウェアの購入も受け付ける。
※クラス100とは「1立方フィートの(約30㎝四方)の空気中に0・5㎛(0・005㎜)以上の粒子(パーティクル)が100個以下」という条件で、工業用としては最高レベルの空間。