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キャナル新棟「イーストビル」は9月30日開業 福岡地所 九州初出店、国内最大級など16テナント
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地場大手総合デベロッパーの福岡地所株式会社(福岡市博多区住吉1丁目、八木聖二社長)が「キャナルシティ博多」の隣接地に増床する「イーストビル」が9月30日、オープンする。入居テナントは全部で16店舗で、既に明らかにしていた主要5店舗以外のテナントを7月13日に発表した。
「イーストビル」は「キャナルシティ博多」と道路を挟んだ東側一帯。敷地面積約88百平方mで地下1階地上5階建て(店舗地上3層)、延べ床面積約1万8千平方m。うち店舗面積は約1万2千平方m。主要テナントに「H&M」「ZARA」「Francfranc」「コレクトポイント」「ユニクロ」がそれぞれ国内最大級や九州最大級といった大型旗艦店を出店。ほかに「デシグアル」「アクセサライズ」「ラリン」「ベルシュカ」などが九州初、西日本初で入居する。
「イーストビル」全体で年間売上高約60億円、来客数で2百万人を目指す。
建物の壁面に約3千平方mの「ユニット型壁面緑化」を施し、施設全体の排気ガス浄化能力を高め、緑豊かな市街地環境を目指すという。「キャナルシティ博多」とはブリッジでつなぐ。藤賢一福岡地所取締役は「成長するビルのイメージ。次の時代のモデル的な建物になる」と話した。
出店テナントの概要は別表の通り。
キャナル内「無印良品」が「MUJI」に全面リニューアル
また、同社は同日、「キャナルシティ博多」内の3、4階に入っている「無印良品キャナルシティ博多」が「MUJIキャナルシティ博多」にリニューアルし、9月16日にオープンすると発表した。
07年の東京ミッドタウン出店を皮切りに、新宿、銀座に店舗展開している都市型旗艦店「MUJI」ブランドの新店舗になり、初めての地方出店。店舗面積は従来と変わらないが、ライフスタイル提案型の新売り場の設置、住宅インテリアの強化、大型店限定の「MUJILABO」の設置などを実施する。3階に衣服、生活雑貨、4階に住空間関連やオーダー商品をそろえる。