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カーシェアリングサポート事業を本格始動  ニシム電子工業    鍵受け渡しを無人管理


 九州電力グループの通信・制御システムサービス・ニシム電子工業株式会社(福岡市博多区美野島一丁目、水上開社長)は、今夏からカーシェアリングのサポート事業を本格的に始めた。
 車両を複数会員が共同利用するカーシェアリングを無人管理するシステムで、2002年からNPOを通じて運用しているシステムを本格的に売り出すもの。同社が開発した車両の鍵を保管するキーボックス「ステーション端末」を設置し、利用者はパソコンや携帯電話で予約した車両の鍵を現地で取り出したり、返却できるシステム。 車両を問わずに適応でき、車両の改造も不要という。また、事業者側はセンターサーバーをネットワーク化することで、利用実績管理などを総合的に管理でき、保守・運用サポートも受けることができる。ボックスは1ユニットで5台の鍵が管理でき、初期投資は約100万円。1月当たりのランニングコストは5万~6万円。最大16ユニットで80台までの管理が可能という。同社では、省エネの推進や経費削減を進めたい企業や自治体、リース車両を有効活用したい自動車リース会社、駐車場の確保が困難なマンション経営者などを対象に販売を進める方針。今後3年間で1300システムを販売目標に置き、2011年度の売上高で15億円を目指している。同社では「カーシェアリングは車両の購入費用をはじめ保険や維持費などが不要で、環境面からも東京・大阪などの都心を中心に需要が広がっている。人件費をはじめとするコストが削減でき、すでに運用実績もあるシステムなので、全国的に普及を進めていきたい」と話している。