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ウェブ管理の葬儀業者向け事前相談システムを開発 ニチエイ事務機 11月下旬めどに発売
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情報処理機器や通信機器販売、ソフト開発のニチエイ事務機株式会社(福岡市中央区那の津1丁目、友納博文社長)は、11月下旬めどに、ウェブで管理する葬儀事前相談システムを発売する。
同社では2月にタッチパネル方式でWindows7に対応したパソコン向けのパッケージソフトをリリース。地場企業を中心に顧客を開拓していたが、持ち運びが出来る情報通信端末「iPad」で同システムの製品化を求める顧客の声が多かったためウェブで管理する製品を開発する。同システムは、斎場の様子や葬祭の流れを画像や動画を用いて相談客に分かりやすく説明できるほか、顧客情報の登録などの管理機能も搭載。料金は、従量制で現在検討中。葬儀関連業を対象に九州地区で3百セット、全国1千セットの新規顧客開拓を目指す。友納社長は「持ち運びを可能としたことで会葬者とその場で事前相談ができ、その後の見積もりに繋がる。システム自体の反響はとても良いので、新機能を搭載し更なる顧客を開拓したい」と話している。
同社は1974年2月設立、資本金は2千8百万円。本社登記は東京都千代田区だが友納社長は福岡支店に常駐している。友納社長は福岡市早良区出身で1948年11月6日生まれの61歳、福岡大学電子工学部卒業、趣味はゴルフと絵画。