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インドネシアの大学と提携し、自動車系学部を新設  麻生塾    9月22日から2学科で授業開始


 麻生情報ビジネス専門学校や麻生外語観光&製菓専門学校など県内12専門学校を運営する学校法人麻生塾(福岡市博多区博多駅南2丁目、麻生健理事長)は、このほどインドネシアの私立総合大学「BINUS(ビヌス)大学」(本部:ジャカルタ)と提携し、同大学内に共同で自動車関連の新学部を新設。9月22日から授業を開始した。
 経済成長を続けるインドネシア国内において、「同国に進出した日本企業は約1300社(2013年度)と中国に次いで第2位を占める」(同塾経営推進室)ことや、自動車販売数が好調で国内シェア約95%が日本車であること。また、世界第4位の人口(2億3764万人)を背景に豊富な労働力が見込めることから、新学部を共同創設することで現地日系企業ニーズに対応するもの。
 学部名は「Binus Aso School of Engineering」。学科は麻生工科自動車大学校の教育ノウハウを活用した開発分野「Automotive & Robotics Engineering学科(4年課程)」と麻生建築&デザイン専門学校の教育ノウハウを取り入れたデザイン分野「Product Design Engineering学科(同)」の2学科で、自動車・機械工学、ロボット工学やプロダクトデザイン概論・実習、表現技法、3D―CADなど技術系の人材を育成する。定員は各学科90人だが、初年度は30人でスタートし、順次増員していく方針。施設や備品はビヌス大学のものを使用するが、常駐の教員と職員各2人の計4人を派遣。技術知識以外にも日本企業に対応したマナー教育や「時間厳守」、「カイゼン」、「5S」といったヒューマンスキルも指導する。同塾では「日本国内の専門学校が海外の大学に学科を新設するのは珍しいのではないか。今回の新学部設立を機に、アジアにおいても地域や国家の発展に貢献できるグローバル人材を育成し、学生の付加価値を高める教育を提供していきたい」と話している。
 麻生塾は1939年3月創立。教職員数は約440人、在籍学生数は同6300人。ビヌス大学は1996年に創立。現在約2万7000人が在籍する国内有数の私立総合大学。日本語学科や経済ビジネス学科など55学科を有し、技術系教育に力を入れている。