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アントレプレナー大賞に大分のみらい蔵  九州ニュービジネス協議会    優秀賞にAlive Castなど


 九州地域でのニュービジネス創出・育成に向け支援事業を手掛ける社団法人九州ニュービジネス協議会(福岡市中央区天神2丁目、長谷川裕一会長)が主催する今年度九州ニュービジネス大賞で、九州アントレプレナー大賞を株式会社みらい蔵(大分県豊後大野市犬飼町大寒、山村惠美子社長)が受賞した。
 九州ニュービジネス大賞は応募企業の中から受賞者を選定し毎年、表彰している。同賞は事業規模の大小にかかわらず著しく新規性を有する事業を展開し、現時点においては十分な事業実績は収めていないが、将来にわたり大きく発展が期待される企業を対象にしたもので、同社は農家向け土壌診断、施肥設計システム開発において作物の安定供給など農業の課題解決につながると評価された。また、九州ニュービジネス優秀賞にはQRコードを使いあらゆるメディアでの通信販売を可能にするシステムを開発した有限会社Alive Cast(福岡市博多区博多駅前2丁目、中村理社長)と多機能車いす、移動シャンプー台を開発した有限会社ビューティフルライフ(大分市大字三芳、田中晃一社長)が選ばれた。審査基準は事業の新規性や革新性、優位性、事業実績や将来性など5項目。書類選考の選抜者のみヒアリングと面接審査を実施。九州アントレプレナー大賞と九州ニュービジネス優秀賞のほか九州ニュービジネス奨励賞に2社、審査員特別賞1社が選ばれた。6月12日のソラリア西鉄ホテルで開催した表彰式で、受賞企業には賞状と盾、賞金が贈られた。