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アプリ「TABETE」利用者対象にキャンペーン 福岡市環境局


週刊経済2021年10月5日発行

10月、食品ロス削減月間で

福岡市(高島宗一郎市長)は10月、フードシェアリングアプリ「TABETE(タベテ)」を活用した食品ロス削減キャンペーンを実施する。
「TABETE」は、飲食店や小売店などの閉店間際や商品入れ替えなど、ロスになりそうな商品が発生したときにアプリに商品情報を掲載し、消費者とマッチングすることで食品ロス削減を目指すサービス。アプリでは店舗検索やクレジットカード決済が可能で、商品は店舗で受け取る。市では2020年から、同サービスを運営する㈱コークッキング(東京都港区、川越一磨社長)と「食品ロス削減効果検証に係る協定」を締結しており、食品ロス削減に取り組む飲食店・小売店の増加や、市民・事業者に向けたサービスの普及啓発活動を実施している。今回は、アプリを通じて対象店舗の商品を購入したユーザーの中から抽選で10人に、対象店舗で使用できる1千円分のギフト券をプレゼントする。応募用紙は市内の対象店舗で配布しており、「治七のクリームパン」(西区今宿町)、「スベンスベーカリー大丸パピヨン店」(博多区千代)、ケーキ店「cheek」(城南区友泉亭)、パン店「ブールアンジュ 福岡大博多ビル店」(博多区博多駅前)、「BROT LAND電気ビル店」(中央区渡辺通)、「BROT LAND本店」(同区今泉)、「Le BRETON」(同)、ホテル「ベッセルイン博多中洲」(博多区中洲)の8店舗。