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アウトドアパーク整備・管理棟設計業務を公募 添田町


週刊経済2022年4月5日発行

道の駅、JR駅周辺再整備に伴い

添田町(寺西明男町長)は3月28日、同町添田に建設予定している自然共生型アウトドアパーク整備構想に関する整備業務委託および同パーク受付管理棟整備工事設計業務委託型プロポーザル(事業提案)公募を始めた。
これは同町の活性化を目的に「道の駅歓遊舎」およびJR日田彦山線「歓遊舎ひこさん駅」周辺整備構想の一環として計画。2023年度当初の開業を目指しているもの。委託業務名は「添田町自然共生型アウトドアパーク整備業務」と「同パーク受付管理棟整備工事設計業務」の2業務。「整備業務」では同パーク全体の設計・施工を一体的に行う事業者を公募。対象面積は2・5ha以内で、業務内容はパークの樹木調査およびコース設計・整備、場内整備、サイン製作・設置、パーク利用者装備品およびパーク運営用備品の調達、パーク利用のマニュアル作成など。契約期間は契約締結日~2023年3月上旬。委託料上限額は1億450万円(地方税および地方消費税含む)。申込書提出期限は今年4月20日まで。同25日~28日に1次・2次審査(プレゼンテーションおよびヒアリング)を行い、5月下旬に受託者を決定。着工予定は6月上旬で完成は来年3月上旬の予定。
また、「受付管理棟整備工事設計業務」では、BRT(バス高速輸送システム)に伴い廃止となったJR歓遊舎ひこさん駅の駅舎と線路を活用。「BRTを契機に、域外から観光客を呼び込み、地域振興の顔となるよう、旧駅舎を生かした特色ある建築物となるように設計を委託する」(同町まちづくり課)目的で公募する。
建設地の敷地面積は約2302㎡(駅および線路跡)。旧駅舎の構造は鉄骨造亜鉛メッキ鋼板ぶき平屋建て。建築日は2008年3月、床面積は71・6㎡。整備想定床面積は70㎡程度。建ぺい率は70%、容積率は200%。想定概算建設費の上限額は3350万円。受付管理棟整備工事設計委託料上限は1016万5千円(地方税および地方消費税含む)となっている。申込書提出期限は4月20日まで。25日~28日に1次・2次審査(プレゼンテーションおよびヒアリング)を行い、5月中旬に受託者を決定。同月下旬から着工し、設計業務・監理業務を経て来年3月下旬の完成を目指す。詳細はまちづくり課観光振興係まで。