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アイランドシティの新青果市場で初競り 福岡市新青果市場 初日の取扱量は約400トン
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市内3カ所の青果市場を統合した新青果市場(ベジフルスタジアム、福岡市東区みなと香椎3丁目)が2月12日に開場、初競りが行われた。
初日は九州産の野菜や果物など約400トンの青果物が競りにかかった。開場式典には高島宗一郎福岡市長、大野憲俊福岡大同青果株式会社社長などが出席。高島市長は「ベジフルスタジアムでは、全国最大級のコールドチェーンに加え、出荷前の残留農薬検査を福岡市外産の青果物にも拡大するなど、高度な品質管理を行っていく。港に直結した市場として優位性を生かし、海外マーケット開拓にも務めていきたい」とあいさつした。
新市場は敷地面積14万9691平方m。市場内の建物は、2階建て・延べ床面積約3万9003平方mで相対取引の卸売場、仲卸売場などがある「卸売場西棟」、3階建て・延べ床面積約3万2387平方mで、せり取引の卸売場、仲卸売場、買荷保管積込所などの「卸売場東棟」、3階建て・延べ床面積約1万6213平方mで、関連店舗や関連団体が入居し、食品衛生検査所やレストラン、料理教室などを備える「市場会館棟」で構成する。総事業費は約363億円。