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アイランドシティの新こども病院が完成  福岡市立病院機構    脳神経外科など新設


 地方独立行政法人福岡市立病院機構(竹中賢治理事長)が福岡市東区の人工島(アイランドシティ)内(同区香椎照葉5丁目)に建設していた新こども病院が完成し、10月6日に記念式典が行われた。当日は関係者ら約120人が出席した。
 新病院は中央区唐人町からアイランドシティへ新築移転するもので、11月1日に入院患者が新病院へ移り、5日から外来診療を開始する。記念式典で福重順一郎院長は「今後、新病院で新たな歴史を刻み、一人でも多くのこどもたちの健康回復に努め、明るい未来を担っていきたい」とあいさつした。
 新病院は鉄筋コンクリート造り6階建て。敷地面積は約3万5000平方mで旧こども病院の約2倍、延べ床面積は約2万8000平方mで約1・5倍に拡大した。新病院完成に伴い、脳神経外科や皮膚科、小児歯科を新設したほか、駐車場も450台(うち患者専用は300台)と、従来の4・5倍の広さとなった。
 病床数は190床から233床に増床。特に小児医療の重症治療室(HCU)を新たに25床設置したほか、周産期医療の拡充を図るために、新生児集中治療室(NICU)を従来の9床から12床、新生児回復治療室(GCU)を10床から24床に増やし、重症系病床の拡充を図った。さらに危険性の高い出産が予想される妊婦の受け入れ体制を強化するため、産科病棟を従来の4床から18床に増床した。総事業費は15年間の維持管理費を含め約200億円。
 今後、新病院の玄関前にバス停を新設し、西鉄天神駅と千早駅、JR博多駅からの運行本数を増加する。また、新病院の敷地内には入院患者に付き添う家族の滞在施設「ふくおかハウス」を建設中で、15年3月の完成を予定している。