NEWS

  • 地域

ものづくり補助金に採択  富士テクノエンジニアリング    工業用バルブの純国産化事業で


 バルブ製造、販売の富士テクノエンジニアリング株式会社(福岡市博多区博多駅南3丁目、水谷孝之社長)は8月30日、ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援事業補助金に採択先された。
 同制度では、福岡県中小企業団体中央会が中小企業・小規模事業者の試作開発や設備投資などに要する経費の一部を補助する。競争力強化を支援することで、業界の底上げを図るとともに即効的な需要の喚起と好循環を促し、経済の活性化を目的としている。二次公募で申請のあった1万1926件中、135件が選ばれた。同社は、化学工場などで液体を制御する工業用バルブの一種「プラグバルブ」の純国産化を目指しており、海外メーカー独占商品の国産化につながる金型開発であること、ユーザーが国内化学工場であり市場が明確であることが評価されたポイントになった(水谷社長)。同商品は余分な隙間が無く、液体の混合による損害や事故を防ぐのが特徴で、これまでアメリカのメーカー一社のみの製造だったが、市場拡大を目指し、現在は韓国の工場に部品の生産を委託している。補助金の額は約500万円。来年の8月をめどに金型の試作開発の完了を計画している。水谷社長は「国産化することで製品の質の向上、安定的な供給を実現したい」と話している。
 同社は2009年12月設立、資本金2000万円、売上高4000万円(12年11月期)、従業員4人。