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とうもろこし原材料の無添加味噌 RITA 生産体制を構築
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食品販売、卸業の株式会社RITA(福岡市早良区高取2丁目、中並美樹社長)は8月1日、主要原材料がとうもろこしの無添加味噌を発売した。
発酵食品の栄養価や健康維持を補助する働きに着目し、無農薬のとうもろこしを使用した無添加の発酵調味料を商品化した。商品名は「とうもろこし味噌」。価格は1パック300gで1400円。これまで医療機関や薬局薬店などが入居する複合施設・健美工房(同市博多区上川端町)で数量限定の販売をしていたが、農家や味噌蔵を確保し生産体制が整ったことでインターネット販売や小売店への卸売りに着手した。福岡市のオーガニック食品店「ナチュ村」に加え、福岡や関東地区の高級食材を扱うスーパーでの販売を見込んでいる。
同社によると発酵食品である味噌は、味噌の中に含まれている微生物が生きている状態で長時間密閉すると容器が破裂することがあるため、一般的に流通している商品は、発酵を止めた状態で販売されているという。とうもろこし味噌は、容器の中の空気を外に排出し、外気を取り入れない特殊なバルブを使用することで、発酵を続けた状態で流通できる。味噌は腸内環境の改善や、コレステロールの吸収の抑制などの効能が期待できる。
中並社長は「薬剤師として薬を飲ますに健康を維持するために、日々の生活で発酵食品を食することが重要と思い、商品開発に至った」と話している。