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さいたま市緑区に「新埼玉支店」開設 ランテック
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週刊経済2024年12月11日発行号
来年8月、延べ床面積は4万4504㎡
冷凍、冷蔵の食品輸送などの㈱ランテック(福岡市博多区古門戸町、舛元健了社長)は2025年8月、さいたま市緑区に「新埼玉支店」を開設する。
埼玉県内に3拠点物流センターを構えており、首都圏へのECの物量増加で配送需要に対応するもの。場所は、東北縦貫自動車道の浦和本線料金所西側で、敷地面積は4万4504㎡。グループ会社のセンコーグループホールディングスが同所に建設中の物流施設「センコーグループ浦和大門物流センター(RC、S造8階建て、延べ床面積8万1082㎡)」のうち、ランテックは4万2127㎡を賃借する。高さ35mの自動倉庫を導入し、冷凍、冷蔵食品を取り扱う。敷地内には給油所、洗車場、車両整備場のほか、太陽光発電、非常用発電、蓄電池の設備も設置する。トラックバースは78台。スタッフは200人。同社では「人口増加が続く新興住宅地で、浦和美園駅から徒歩圏内と、多くの人材確保も期待できる」と話している。
同社は1953年7月設立。資本金5億1980万円。従業員数約3千人。2024年3月期売上高は641億8500万円。