NEWS
- 地域
「西日本・カンボジア友好協会」発足 設立発起人ら 4月1日、地元企業の現地進出支援
Tag:
福岡、九州を中心とした中小企業のカンボジアへの進出支援、および現地との経済交流などを目的とした任意団体「西日本・カンボジア友好協会」が4月1日、発足する。
アパレルの丸松セム株式会社(福岡市東区)の八頭司正典取締役会長が設立発起人代表を務める。そのほか、1998年からカンボジアで地雷撤去と被害者支援を続ける一般財団法人カンボジア地雷撤去キャンペーン理事長でカンボジアのコンサル会社「カンボジアマーケティングコンサルタントオフィス」の日本代表を務める大谷賢二さんらが発起人。福岡、九州、または近畿エリアを除く西日本地区の企業約100社を会員に募りスタートさせる。今後、現地への進出のためのマッチング事業などを手掛けていく。
発起人の大谷氏によれば、カンボジアは親日国家で政情も安定、高い経済成長率に平均人口年齢22・9歳という若い労働力を潜在的に抱えている。手頃な労働賃金に加え、政府からの外資優遇政策など、他のアジア諸国の中でも特にビジネスが展開しやすい環境がそろっているという。
他の発起人は次の通り。中尾和毅西日本鉄道代取副社長、坂田陽一西部ガス取締役常務執行役員、江頭和彦博多港ふ頭社長、中村量一学校法人中村学園理事長、小林専司福岡ロジテム社長、後藤孝洋新日本製薬社長。