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「発芽ケール」にメラニン生成抑制作用確認  東洋新薬    美容関連商品開発に弾み


 健康食品受託メーカーの株式会社東洋新薬(福岡市博多区博多駅前2丁目、服部利光社長)は、このほど、「発芽ケール」にメラニン生成抑制作用があることを確認した。
 発芽ケールは、発芽後4日目で収穫し、乾燥・粉砕した新芽のケールで、グルコシノレートという、アブラナ科の植物に特有の成分を含んでいるのが特徴。今回の研究では、発芽ケールの美容に対する効果を確認するため、発芽ケールのメラニン生成抑制作用、およびメラニンの生成に関わる酵素であるチロシナーゼ阻害作用を検証した。
 実験はメラニンを生成するガン細胞の一種であるB16メラノーマ細胞に、発芽ケールを添加して3日間培養した後、発芽ケールを添加せずに培養した場合と、B16メラノーマ細胞が生成するメラニン量を比較。その結果、発芽ケールを添加して培養したB16メラノーマ細胞のメラニン量は、添加しなかった場合に比べ、発芽ケールの添加濃度に比例して減少傾向となったのに加え、発芽ケールのメラニン生成抑制作用は、成長したケールよりも強い傾向にあることが認められたという。このことから、発芽ケールはケールよりもメラニンの過剰生成が原因でできるしみに対し、有効に作用することが示唆された。またこの検証を裏付けるために実施した発芽ケールのチロシナーゼ阻害作用においても、発芽ケールを添加した場合では、発芽ケールを添加していない場合と比べ、その添加濃度に比例してチロシナーゼの活性を抑制することも確認された。この結果を受け同社では、今後も発芽ケールの機能性をさらに解明し、美容をサポートする商品の開発に注力していく。