NEWS

「日本山人参」栽培の㈲メイゲンを子会社化 ハーバルアイ


週刊経済2022年12月13日発行

販路拡大へ

医薬品、漢方、健康食品の通販、店舗販売などの㈱ハーバルアイ(福岡市中央区天神3丁目、橋口遼社長)は11月30日付で、㈲メイゲン(鹿児島県霧島市)の全株式を取得し、子会社化した。
㈲メイゲンは「日本山人参(ヒュウガトウキ)」を有機栽培しており、この「日本山人参」はミネラル、ビタミン、アミノ酸を含有している。有機化合物「YN-1」を多く含んでいることで血流障害を防ぎ、体内細胞を活性化するといった作用が期待できる。2002年には薬品の生薬リストに根部分が登録された。
今後ハーバルアイでは生薬の生産拡大と卸売りも展開する予定で、メイゲンを子会社化することで日本産生薬の販路を海外に広げたい狙い。メイゲンは2004年10月設立。資本金300万円。同社の山本正博社長は11月30日付で退任し、ハーバルアイの橋口社長が社長を兼任する。
ハーバルアイは2015年12月設立。資本金5609万9835万円。従業員63人(パート、アルバイト含む)。通信販売のほか、天神、糸島に店舗「漢方生薬研究所」を構える。