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「市長公室」や「都市ブランド創造局」新設 北九州市


週刊経済2024年2月20日発行号

4月1日付の機構改革案、「Z世代課」も

北九州市は2月13日、4月1日付の機構改革で、「市長公室」や「都市ブランド創造局」などを新設する方針を固めた。
市長公室は、市長の意向を反映した政策立案やマーケティング、戦略的広報を担う「北九州市の司令塔」という位置付けで、50人規模のセクションとなる。各部局も大幅な再編を施し、市の魅力向上・発信を担う「都市ブランド創造局」や、部局横断の企画調整を担う「政策局」を新設するほか、「財政・変革局」「総務市民局」「都市戦略局」「都市整備局」などが新たに誕生する。局数自体は従来と変わらず16局だが、課の所管などが入れ替わる。さらに、政策局に10~20代の若者を応援する全国初のセクション、「Z世代課」も新設する予定。機構改革案は2月20日からの市議会に提案する。
武内市長は会見で「事業開発能力、政策立案能力の強化などを主眼に組織再編を進める。市役所の多彩な人材がポテンシャルを発揮する組織、『挑戦する市役所』を目指していく」と話している。