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「九州廃校サミット」設立 FDCの石丸事務局長ら3人


廃校の利活用を推進

福岡地域戦略推進協議会(略称FDC、福岡市中央区天神1丁目、麻生泰会長)の石丸修平事務局長と㈱BOOK(田川市猪国)の大井忠賢社長、㈲一平(宮崎市松山1丁目)の村岡浩司社長が発起人となり、4月21日廃校の利活用などを推進する「九州廃校サミット」を設立する。
音楽を中心とする新たなコンテンツ産業の創出・集積を目指し旧猪位金小学校(田川市)を利用して開業した「いいかねPalette」代表の大井社長と、宮崎市郊外の高岡町穆佐地区で移転廃校となった小学校をリノベーションしたビジネス支援拠点「MUKASA‐HUB」を運営する村岡社長、福岡の成長戦略、国際競争力強化に向けた産学連携組織であるFDCの石丸事務局長が連携。廃校利活用のノウハウや知識の共有をはじめ可視化、ナレッジ化、オープンデータ化を図るとともに問題点や課題、産学官民連携の成功事例の共有、促進に資する政策提言や新規参入する事業者への相談窓口、また、利活用により可視化された地域課題の解決などに取り組んでいくもので、4月21日、MUKASA‐HUBで開催する「第1回九州廃校サミット」で本格始動する。
イベントでは、円滑な廃校利活用の促進における阻害要因を明らかにする基調講演や事例のプレゼンテーション、九州全域の地域おこしの促進や課題解決、政策提言などについて発起人の3人と参加者が対話するシンポジウムを実施。時間は午後1時から6時。

2018年3月27日発行