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「中核市としてのまちづくりと魅力を情報発信」  江藤守國久留米市長    新幹線駅前整備は09年からピークに


 久留米市の江藤守國市長は、12月11日、ふくおか経済新年号取材に応じ、09年の政策課題について、「引き続き、中核市としてのまちづくりが大きな課題」と語り、九州新幹線関連の駅前周辺整備や、中心市街地活性化策に意欲的に取り組むことを明らかにした。インタビューの主な内容は次の通り。
 ―09年の政策課題について。
 江藤 引き続き、中核市としてのまちづくりが大きな課題になる。特に2011年春の九州新幹線全線開業を2年後に控えた現状を踏まえると、新幹線と連動した取り組みがポイント。観光振興もさることながら、久留米大学病院を中心に医療機関が充実していること、子育て支援体制では、県内の自治体で1位にランクインされるなど、安心して生活できる都市の魅力も兼ね備えている。久留米市の魅力として積極的に情報発信していきたい。
 ―九州新幹線全線開業に伴うJR久留米駅前の周辺整備は。
 江藤 ハード、ソフト両面から着々と進んでいる。ハード面では、駅舎をはじめ、駅前再開発事業による地上35階建ての高層ビルも全線開業1年前の10年4月オープンを目指し、急ピッチで工事が進んでいる。今後、東西駅前広場と自由通路、アクセス道路、駐車場の整備事業が始まり、09年から10年にかけて工事のピークを迎える。ソフト面では、地域ブランドの形成に力を入れ、観光や定住人口の増加に必要な基盤づくりを着実に実施している。
 ―中心市街地の活性化について。
 江藤 09年2月に久留米井筒屋が閉店するなど、六ッ門地区を中心とする市街地再生が課題となっている。国の基本計画に基づき、街中(まちなか)居住をはじめ、市街地の整備改善、都市福利施設の充実、商業活性化を柱とする再生事業を展開していきたい。
 ―久留米地域の経済動向は。
 江藤 08年後半からの景気後退が進み、経済・雇用情勢も非常に厳しくなっている。一方で、ダイハツ九州エンジン工場が稼働したことや、産業機械メーカー・大手の不二越が進出を決定するなど企業誘致が好調だったことは、今後の経済発展に大きな弾みがつくものと確信している。経済環境に先行き不透明感が残るが、現状に甘んじない誘致活動に力を入れていきたい。(詳細はふくおか経済2009年新年号に掲載)