NEWS
「ユニバーサル地図/ナビ」を提供開始 太宰府市など
Tag:
週刊経済2025年6月4日発行号
九州では初めて
太宰府市(楠田大蔵市長)、NPO法人バリアフリーネットワーク会議(沖縄県沖縄市、親川修理事長)、全日本空輸㈱(東京都港区、井上慎一社長)、ANAあきんど㈱(東京都中央区、原雄三社長)は5月21日、太宰府市でバリアフリー情報などを反映した「ユニバーサル地図/ナビ」の提供を始めた。
障害や高齢など何らかの理由により、移動にためらいのある人たちが快適で、ストレスなく移動を楽しむことを目的に産学官連携による取り組みを目指す「Universal Maas」をもとに昨年7月から共同プロジェクトをスタート。今年2月には当事者参加型のモニター形式により、市内の観光施設におけるバリアフリー調査による実証実験を踏まえ、利用する人に合わせた移動の参考情報などを提供する「ユニバーサル地図/ナビ」を活用したサービスを提供する。サービスでは観光スポットや交通機関など公式なバリアフリー情報に加え、実際に同市を訪れた車いすユーザーの走行ルートや投稿した情報なども地図上で確認できる。利用方法は同市公式ウェブサイトの観光ウェブサイト「ふらっと大宰府 歴史探訪の旅」、「旅のお役立ち」から「Universal MaaS」から利用できる。