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「やよい軒」米国初進出  プレナス    3月4日、サンフランシスコ近郊に


 持ち帰り弁当チェーン「ほっともっと」を展開する株式会社プレナス(福岡市博多区上牟田1丁目、塩井辰男社長)は3月4日、系列の定食レストラン「やよい軒」の米国1号店をサンフランシスコ近郊にオープンした。
 同社は米国における飲食事業展開を目的に子会社「Plenus,Inc.」を2014年2月に設立。1号店の出店準備を進めていた。場所は米国カリフォルニア州、サンフランシスコ近郊のパロ・アルト市内。同社の精米センターで精米した日本産の金芽米をアメリカへ輸出して使用。肉、魚、野菜等をバランスよく配置して、国内の「やよい軒」で提供しているものと同様に、和の定食メニューをそろえる。価格帯は「しょうが焼き定食」が15・5ドル、「なす味噌とサバの塩焼き定食」が18・5ドルなど。このほか、お重やうどん、アラカルトメニューも提供する。店内は日本の棚田をモチーフに緑の壁面にするなどした。座席数は77席。営業時間は午前11時~午後10時まで。
 同社は06年3月のタイを皮切りに、シンガポールや台湾、オーストラリアで「やよい軒」を155店舗展開している。