INTERVIEW

SB選手招きインドネシアで野球教室 おおはまG


企画プロデュースなどを手がける、おおはまグループ(福岡市東区松島3丁目、大濱鉄也社長)は12月18日から4日間、福岡ソフトバンクホークスの川島慶三選手と攝津正選手を招き、同国の児童やインドネシア在住の日本人児童向けにジャカルタで野球の指導教室「アジア・ベースボール・クリニック」を開催した。

インドネシア入りした両選手と大濱社長は19日の午前中、スナヤンスタジアム(ジャカルタ市内)で同国のナショナルチームの選手4人と合流。

プロチームがない同国では、ナショナルチームの選手でも大半が本職を持ちもながら日々練習を重ねており、プロ選手から直接指導を受けるのは初だという。

インドネシア代表の投手(左)らが参加したナショナルチームとの練習

午後からはガルーダスタジアム(同)で現地の少年で構成されたジュニアチーム50人と現地在住の日本人児童50人の計100人以上を相手に野球教室を開催。

現地関係者らが制作した歓迎の弾幕

野球道具を寄贈する川島選手と攝津選手

小学校2年生から中学校3年生で構成される現地ジュニアチーム

攝津選手(左)がピッチングを披露

練習前に日本から持参したグローブ35個、バット10本、ボール72個が贈呈されると子供たちは大喜び。間近で見るプロ選手に緊張しつつも、直々に受けるバッティングやピッチングなどの指導に真剣に耳を傾けていた。

「明日に向かって」と彼方を指差す子供たち

現地在住の日本人児童たち

捕球のコツを教える攝津投手

アジア・ベースボール・クリニックのオリジナルTシャツ

翌日はスポーツ庁の副長官、在インドネシア日本大使館を表敬訪問し、活動を報告。

スポーツ庁副長官をはじめとする関係者と会談

石井正文・駐インドネシア大使に表敬訪問する両選手

大濱社長は「関係の方々はとても喜んでいただけた」と笑顔を見せ、「今回は川島選手の野球を通して社会貢献したいという思いを受け、攝津選手にも協力をいただき、当社がバックアップする形になった。野球の楽しさを通して子供たちに夢を持ってもらう、というプロジェクトを今後も各方々の関係者に協力をいただきながら、継続して開催していきたい」と話した。

大濱社長(中央)と両選手