INTERVIEW

新しい障害者雇用モデルで連携 大賀薬局とカムラック


医薬品や化粧品販売などの㈱大賀薬局(福岡市博多区博多駅前3丁目、大賀崇浩社長)と障害者就労支援事業の㈱カムラック(同区千代4丁目、賀村研社長)はこのほど障害者雇用に関する業務提携を結んだ。

2社は、イベント会社㈱悪の秘密結社(福岡市、笹井浩生社長)のスポンサーとして関わるなど以前から交流があり、障害者が薬局業界で戦力として働くための雇用モデルの構築で連携することを決めた。カムラック運営の就労支援事業所で働く障害者スタッフが、大賀薬局の書類スキャンやデータ格納、文字入力、データ管理などのバックオフィス業務を担当し、一定の業務レベルに達したスタッフを大賀薬局が本採用していく。

賀村研社長は「少子高齢化など社会保障の構造が崩れつつある今、一人でも多く社会で活躍できる障害者人材を輩出していく」と話し、大賀崇浩社長は「障害者、健常者が隔たりなく、一人ひとりがいきいきと能力を発揮し、幸せな生活を創造できる会社を目指す」と意気込みを語った。

左から賀村社長と大賀社長

大賀薬局の業務を担当する「Come Luckラボ西新」のスタッフたち

「右腕アーマー」でポーズを決める賀村社長と「薬剤戦師オーガマン」に変身した大賀社長

悪の秘密結社の広報部長「シャベリーマン」も駆けつけ、軽快なトークで会場を盛り上げた