INTERVIEW

平昌冬季五輪開催迫る 韓国・江原道をめぐる旅(2)


8月24日から3日間、韓国観光公社主催の「平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック開催地・江原道(カンウォンド)視察ツアー」に参加した。

2018年2月に開幕する平昌冬季オリンピック競技大会に向け機運が高まる韓国。
その開催地となる平昌郡、江陵(カンヌン)市、旌善(チョンソン)郡の3地域が属している江原道を訪れ、オリンピック会場をはじめ自然豊かな観光地を巡った。(1)の記事はこちら

ふくおか経済10月号」(10月1日発行)でも詳細を紹介

 

続いて、今回視察したオリンピック関連施設について紹介していく。

競技場は、江原道(カンウォンド)の平昌(ピョンチャン)郡、江陵(カンヌン)市、旌善(チョンソン)郡に設置されている。フィギュアスケートなど氷上競技場が集結する江陵と雪上・そり競技場が終結する平昌の2つの施設を訪れた。

まず、江陵市の「平昌冬季オリンピック広報館」。そこではまず、オリンピックマスコットで白虎をモチーフにした「スホラン」とパラリンピックマスコットでツキノワグマをモチーフにした「バンダビ」が出迎えてくれた。白虎は韓国で守り神として知られ、ツキノワグマは江陵道に生息する天然記念物だ。

オリンピックマスコットのスホラン(左)とパラリンピックマスコットのバンダビ

2016年、オリンピックの広報を目的にオープンした同施設では、競技や冬のスポーツに関する展示や4Dシアターなど体験型のアトラクションも用意されている。

上から見ると平昌冬季五輪のロゴを形作っている平昌冬季オリンピック広報館

五輪開催までをカウントダウンする大型ビジョン

施設内では競技を体験できる設備を完備

続いて、平昌アルペンシアスキージャンプ台を訪れた。

下から見上げるスキー台は圧巻。1万1000席の観客席の部分では、競技観戦だけでなくサッカー場としても利用されている。

また、一般客も専用モノレールに乗ってスキージャンプ台では珍しい展望台や高さ90mのスキージャンプ台に上ることができる。

平昌アルペンシアスキージャンプ台

スキージャンプ台からの眺め

雪が積もらないように隙間が空いた足場はスリル満点

韓国・江原道視察(3)に続く