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リーフラス㈱
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「社員に良し」の実現とボトムアップ経営でスポーツ界をけん引
子ども向けスポーツスクール運営を中心に、「総合スポーツサービス企業」として、日本のスポーツ界をリードするリーフラス㈱。組織体制の整備が完了し、企業理念の「４つの良し」の実現と社員の発案を事業化するボトムアップ経営で、さらなる躍進に向けたチャレンジを進めている。
全国で４万人を超える会員数
日本のスポーツ界に蔓延する暴言や体罰などを無くし、子ども達の「ココロに体力を」というコンセプトのもと、人間性の育成を重視したスポーツ指導によって革命を起こしているのがリーフラス㈱だ。
サッカー、野球、空手、剣道、バスケットボール、陸上など多種目にわたり、全国でスクールを展開。2001年の設立から14期連続での増収を果たし、4万人を超える会員数を誇るなど、その成長速度から「リーフラスの奇跡」と形容されている。
社員が自ら働き方を設計するパーソナルシステム
成長の根底には「自分に良し、相手に良し、会社に良し、社会に良し」という企業理念がある。社員の公私における幸福の実現、顧客第一主義、会社の持続的発展のための自己資本の拡大、そして、これらの結果としての社会貢献というものだ。今年はこの中でも、「自分に良し」、つまり「社員に良し」の施策を徹底するために、「パーソナルシステム」を導入した。このシステムは1日4時間勤務や残業なしの週40時間勤務など、個別面談を通して社員自らが働き方をデザインできるものとなっている。「社員が自分で勤務体系を設計することで、子どもの幼稚園送迎や結婚記念日など、家族の行事を大切にできる。これまでも提唱してきたが、システム化することでより徹底し、同業他社に対して圧倒的な差をつけた。このことで万が一売り上げが下がったとしてもまったく問題はない」と説明する。
また、新たなスクール業態として、2歳から幼稚園生までを対象に複合型スポーツスクール「JJミックス」を開始。1つの競技に限定せず、野球、サッカー、バスケットボールなどのさまざまな競技体験を通し、幼児期の基礎体力の形成を図っていく。「JJミックス」のスクール時間帯は、従来の小学生向けスクールと重ならないことから、収益性の向上にもつながっている。今後は高齢者施設に向けたサービスも視野に入れており、さらに対象を拡大していく。
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プロスポーツ球団の新たな経営スタイルを構築
日本を代表するスポーツ企業として、プロスポーツのマネジメントにも着手。1月に元読売クラブ・ヴェルディ川崎で活躍し、指導者としても「日本サッカー協会S級ライセンス」を持つ藤川孝幸氏をアライアンス統括プロデューサーに迎えた。2月にはプロバスケットボールの「bjリーグ」とアカデミー事業において業務提携を締結。伊藤社長がオーナーを務めるプロバスケチーム「ライジング福岡」において、すでにスクール展開による新たな球団経営スタイルを確立しており、これからのプロスポーツチーム運営のモデルケースとなることが予想される。
あわせて、かねてより引き合いの多かった中学校の部活動指導に関しても、支援体制の構築に努めており、幼児から高齢者までの幅広い世代や分野におけるスポーツサービスの提供への期待は大きい。16年に迎える創業15周年に向け、社員の発案を事業化するボトムアップ経営を続けることで、さらなる躍進を遂げていく。
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| 伊藤 清隆 社長 いとう・きよたか／愛知県出身、1963年11月21日生まれの51歳、琉球大学教育学部卒。趣味はスポーツと読書。著書に「百％正社員主義」、「イマドキの『部活動』」。座右の銘は「我以外皆我師」 |
企業DATA
所在地 〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3-7-2 MFPR日本橋本町ビル
ＴＥＬ 03-5614-2010
西日本本社 〒815-0033 福岡市南区大橋4-13-27
設立 2001年8月
資本金 1億6,190万円
事業内容 子ども向けスポーツスクールの運営及び運営受託、海外・国内スポーツツアー等のイベント企画・実施、各種団体への指導員の派遣、部活動支援、障がい者スポーツ支援、プロスポーツ選手のセカンドキャリア支援、プロスポーツチームマネジメント、農林水産・文化伝統・社会体験活動の企画・実施など
ＵＲＬ http://www.leifras.co.jp/
採用情報
募集職種 ソーシャルアクション部門（スポーツビジネス全般） サポート部門（広報・人事・総務・経理・財務・システムほか）
応募資格 大学卒
採用予定 51～100人
問合せ先 TEL.03-5614-2010
担当 人事部 今西
（ふくおか経済EX2015年）
