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Ｑ‐ｍａｓｔ
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山下 幸春
㈱Ｑ‐ｍａｓｔ 社長
やました・ゆきはる／宮崎県都城市出身。1951年5月4日生まれの66歳。県立都城工業高校卒。70年九州電気工事㈱（現九電工）入社、2008年大分支店長、15年取締役専務執行役員営業本部長、17年4月㈱Q-mast社長就任。趣味はゴルフ・読書
九電工グループの資機材購入を担う新会社が始動
九電工の資材部、関連会社の昭電社、九電工フレンドリーの空調管資材販売部門の３者が４月１日に統合してＱ‐ｍａｓｔがスタートした。グループの購買業務を統合したスケールメリットと、ＶＥ（バリューエンジニアリング＝必要とする価値を下げずにコストを下げること）などの技術力も活用して資材のコストダウンを図る狙いだ。
社名の「Ｑ」は、九電工・九州・Ｑｕａｎｔｉｔｙ（大量）・Ｑｕｉｃｋｎｅｓｓ（迅速）・Ｑｕａｌｉｔｙ（品質）、「ｍａ」は、ｍａｔｅｒｉａｌ（資材・材料）、「Ｓ」は、ｓｕｐｐｌｙ（供給）、「ｔ」は、ｔｒａｄｉｎｇ ｃｏｍｐａｎｙ（商社）・ｔｒｕｓｔ（信頼）・ｔｅｃｈｎｉｃａｌ・ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ（技術）の頭文字を取っている。
現在、来年４月に向けて３者のシステム統合を準備中。さらに新会社の初代トップを務める山下社長は、３者が統合した組織の一体化、融合化にも心を傾けており、社員向けに「社長だより」を発行。そのタイトルは社名の「ｍａｓｔ（帆柱）」にちなみ「ｖｏｙａｇｅ＝航海」と名付けた。これには「将来像は、九州から全国・世界へ漕ぎ出す総合商社。海外メーカー品の調達や海外事業への参画など大きな夢も描いている」との思いも込めている。
ＤＡＴＡ
〒810-0011 福岡市中央区高砂2-10-1 九電工グループビル TEL 092-523-6336 運営開始／2017 年4 月 資本金／3億円 事業内容／電気工事、電気通信工事、管工事等の資機材販売 従業員／162人 拠点／福岡市南区、福岡市東区、東京都豊島区、大阪市北区、鹿児島市
