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ふくおか経済EX 2021

(株)大井不動産


新本社ビル完成で社内に活気今後はセミナー等の開催も

井川 陽介 専務(左)
いかわ・ようすけ/1981年2月13日生まれの40歳、福岡市出身、日本大学卒、2009年大井不動産入社、2020年同社専務取締役
井川 信治 社長(右)
いかわ・しんじ/1957年8月10日生まれの63歳、愛媛県四国中央市出身、青山学院大学中退、1980年大井不動産入社、2009年同社社長

50周年事業のひとつとして進めてきた4階建て新本社ビルが昨年7月に完成した。内外の壁面にはマレーシア産のレンガをふんだんに使用した重厚な雰囲気の建築だ。
1~2階は執務スペースで、旧本社に比べ社員一人当たりの専有面積を大幅に拡張、3階にはリフレッシュルームなど憩いのスペースも設置しており「社員も非常に喜んでいて、社内に活気が出てきたように感じる」(井川社長)という。
4階は広い窓に囲まれ、光にあふれたペントハウス風の来客スペースで、バーカウンターなども設置。「訪問されたお客様からは『落ち着ける』とか『デザイン性に優れている』という評価をいただいており、『こういうところでお酒を飲みたい』との声も多い」と好反応のようだ。
井川社長自身も「完成前にイメージしていたよりもいいものが出来た。最初は少し落ち着かなかったが、次第にしっくり来て、愛着が出てきた」との感想で、今後については「当初想定していたセミナーなどが開催できずにいる。コロナ終息を待って、そうした活動もスタートさせ、認知度を高めていきたい」と語っている。

人材採用で各部門の強化図る

新型コロナは今期の業績にも影響を及ぼしている。賃貸仲介事業では、法人や学生の動きが少なくなり、コインパーキング事業も特に2度の緊急事態宣言で車の利用が減少した。また、売買仲介も通期で見ると「出遅れた感」(井川社長)があったという。逆に賃貸管理・リフォーム事業は底堅く、昨年を上回った。
今期は、ビルを購入しリニューアルなどバリューアップを施して再販する、関連会社の㈱リメイクワークスでビル1~2棟の販売を見込むなど、明るい兆しもある。
コロナ禍については、「急に環境が好転するとは想定できない。まだしばらくは今のような状況が続く」と見ているが、その一方で、新たな人材を採用し、各部門の立て直し・強化を図る考えだ。「悪い時こそ良い人材を採って組織固めをしっかりやっていくことに注力したい。今期は積極的に人を採って各部署を補強していく」と井川社長は語る。

南区高宮の新本社。外壁のレンガがシックな印象

 

【DATA】
所在地/〒815-0083 福岡市南区高宮3-9-1
TEL/092-524-0111
FAX/092-522-4544
創業/1968年8月
資本金/8,000万円
事業内容/不動産仲介、不動産管理、プロパティ・マネジメント、資産コンサルティング、ビル企画、メンテナンスサービス、コイン駐車場運営、損害保険代理業
年商/10億2,140万円(2020年3月期)
従業員/83人(グループ合計)
関連会社/ ㈱オー・エイチ・アイ、㈱クリーンマスター、㈱SEM保証、㈱ウォーターワークス、TOKアシストグループ、㈱リメイクワークス
U R L/http://www.ohi-f.com/

(ふくおか経済EX2021年)