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鳥飼八幡宮
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山内 圭司
鳥飼八幡宮 宮司
やまうち・けいじ/福岡市中央区出身。1972年1月6日生まれの53歳。皇学館大学文学部神道学科卒。宗教法人若八幡宮で神職としての在り方を10年間学んだのち鳥飼八幡宮へ。趣味はサイクリング、スノーボード
古墳時代の石室をイメージした
納骨堂「奥宮」誕生
今年10月、境内に2棟目となる納骨堂が堂々完成した。この地下2階建ての「祖霊殿 奥宮」は、古墳時代の横穴式石室を現代風にオマージュしてデザインされた。室内は22本の円柱や打ちっぱなしのコンクリート壁、石でできた床によって、まるで古墳の中にいるような雰囲気を醸し出す圧倒的空間。景観になじむ入口からは想像できないような迫力を感じられる。天窓から太陽光が差し込む室内は、まるで地下にいるとは思えない開放的な明るさを放っている。山内宮司は「テーマは〝自然の中にある祈りの場〟。何度も訪れてほしいという願いを込め、一人でも訪れやすい雰囲気づくりにこだわった」と笑顔で語る。
打ち合わせスペースには1960年代の家具を使用し、階段だけでなくスロープを導入して、車いすでも参拝しやすい信仰の場となった。納骨壇のタイプは祭壇付納骨壇150壇、箱型350壇の計500壇となっており、いずれは800壇の設置を予定している。増壇を繰り返すほどの人気ぶりを見せた1棟目の納骨堂「元宮」と同様に、ペットニーズにも応えていく。山内宮司は「古と現代が融合した世界一の納骨堂が出来たと思う」と満足そうな表情を浮かべた。
DATA
所在地/〒810-0054 福岡市中央区今川2-1-17
TEL/092-741-7823
創建/1,800年前
事業内容/各種祈祷、納骨堂の運営、保育園の運営、神社婚活(縁むすびの宴)の運営、秋まつりの開催、挙式、七五三詣りなど
(ふくおか経済2025年11月号FACE)

