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電通九州


鈴木 亨

㈱電通九州 社長

すずき・とおる/群馬県出身。1961年7月15日生まれの60歳。明治大学経営学部経営学科卒。85年4月㈱電通入社。同5月東京本社銀座第一営業局勤務を皮切りに、14年4月第4アカウント・プランニング本部第16営業局長、18年1月第16ビジネスプロデュース局長などを歴任。19年1月㈱電通九州の取締役に就任し、同3月社長昇格。趣味はジョギングやテニス、ゴルフのほか、ウインドサーフィンやスタンドアップパドルサーフィンなど多彩。今夏、一級小型船舶操縦士免許も取得した
(写真)『オープン。』をキーワードに社内改善を進める中、「社員間の啓発の場へ」と今春改装した11階ロビー

企業や社会の持続的成長にコミットするパートナーへ

「目指すのは、企業や社会の持続的な成長にコミットする『Integrated Growth Partner』」と語るのは㈱電通九州の鈴木亨社長。昨年1月に純粋持ち株会社体制に移行した電通グループでは、多様な個社や個人が有機的に結びつき、マーケティング・コミュニケーション領域を越えて新たな価値を提供すべく、グループ全体をフラットでオープンなネットワーク型組織への転換が進んでいる。
同社でも今年1月、クリエーティブ局とマーケティング局、プロモーション局を統合した『インテグレーテッド・ソリューション局』を新設し、オフィスをワンフロアに集約するとともに固定席を持たないフリーアドレスに変更。「コロナ禍でリモート会議・商談が浸透し、会社や組織の壁を越えて新しいチームが作りやすくなった。今後も、さらに柔軟にチームが作れる組織に進化させる」方針だ。
「こうした構造改革で、グループのケイパビリティを統合したソリューションを提供できるようになる」と手応えを語る鈴木社長。「テクノロジーの進化でさまざま手立てが高度化・複雑化する中、強みである分析力や創造力、実現力にも磨きをかけ、地元の企業や自治体の課題解決とより良い未来の創造をけん引していきたい」と展望する。

DATA
所在地/〒810-8675 福岡市中央区赤坂1-16-10
TEL/092-713-2555
設立/1995年 1月
資本金/4億円(㈱電通グループ100%出資)
事業内容/広告業
従業員/318人
拠点/(支社)北九州、大分、熊本、長崎、鹿児島、宮崎
関連会社/㈱電通グループはじめグループ会社各社(国内約130社、海外約900社)

https://www.dentsu-kyu.co.jp

(ふくおか経済2021年11月号FACE)