FEATURE

TheFace2019

稲葉公認会計士事務所グループ


稲葉 武彦

稲葉公認会計士事務所グループ 代表社員

いなば・たけひこ/朝倉市出身。1964年5月16日生まれの55歳。福岡県立明善高校-早稲田大学政治経済学部政治学科卒。87年川崎製鉄㈱入社。91年公認会計士第二次試験合格、太田昭和監査法人に入社し上場企業、学校法人などの監査に従事。95年公認会計士第三次試験合格。96年稲葉公認会計士事務所開設、税理士登録。2011年あさくら税理士法人設立。朝倉商工会議所1号議員や社団法人甘木朝倉法人会の監事なども務める
(写真内右下)7月に新築移転した朝倉事務所

朝倉事務所を新築移転、気持ち新たに

今年7月に朝倉事務所を新築移転した稲葉公認会計士事務所グループ。9月には自社ホームページもリニューアルし、気持ち新たに業務に取り組む。
1960年に個人事務所として創業以来「地域密着」を掲げ、朝倉、筑紫野、小郡、久留米市などを中心に展開してきた。2011年に「あさくら税理士法人」として税理士法人化。当初は朝倉事務所と二日市事務所で業務にあたっていたが、13年に二日市事務所を福岡市中央区天神に移設。朝倉事務所と天神事務所の2拠点体制とし、広域で業務に対応できるようになった。
「昨今の社会情勢は中小企業に変革の大きな波をもたらし、新しい経済体制へ移行しつつある」と稲葉代表は語る。それを踏まえ「当事務所でも新しい会計制度や会社法における制度の多様化、連結納税制度に代表されるような税制の新設などへの対応に取り組み、特に税務面では適正な税務申告と顧客の立場に立った〝タックスプランニング〟を心がけている」と力説する。
一方、カンボジア王国プノンペンにも拠点を構えるなど、今後は中小企業の海外展開を積極的に支援し、海外の優秀な人材も確保していく考え。今後も〝クライアントの発展こそ事務所の発展〟を理念に業務に取り組んでいく。

DATA
所在地/〒838-0062 朝倉市堤907-1
TEL/0946-22-1221
設立/1960年9月
事業内容/税務会計、起業家・創業支援サービス、相続・資産活用コンサルティング、医業支援、建設業支援、社会福祉法人・公益法人支援、ファイナンシャルアドバイザリー、リスクマネジメントサービス等
従業員/22人(グループ全体)
拠点/天神事務所(福岡市中央区天神3-5-23 2F)
グループ会社/稲葉公認会計士事務所、あさくら税理士法人、㈲稲葉会計、㈱パ・マル、 Cambodian Business Initiative Co.,Ltd

http://www.inaba-cpa-office.com

(ふくおか経済2019年11月号FACE)