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福岡バイオフードリサイクル


中川 浩臣
福岡バイオフードリサイクル㈱ 社長

なかがわ・ひろたか/東京都葛飾区出身。1968年8月8日生まれの57歳。青山学院大学理工学部卒。卒業後、東京電力HD㈱に入社。火力発電、人事、システム、事業開発など多岐にわたる部門を歴任。2022年J&T環境㈱入社、食品リサイクル事業部に所属。22年9月に福岡バイオフードリサイクル㈱代表取締役に就任。事業立ち上げに尽力し、24年1月より事業開始。趣味は登山。座右の銘は「何かを学ぶのに、自分自身で経験する以上によい方法はない」

食品リサイクルを核に事業の幅を拡大

福岡バイオフードリサイクルはJ&T環境グループにおける九州エリア初の食品リサイクル施設として昨年1月に福岡市西区の福岡工場を稼働した。最大100トン/日の食品廃棄物を受け入れることが可能で、食品廃棄物を発酵させて発生するバイオガスを燃料に発電。発電した電力は、JFEグループの小売電気事業者アーバンエナジー㈱を通じて地元事業者などに供給しており、今年4月には地元事業者向けに、アーバンエナジーの電力プラン「創電割Ⓡ」の導入もスタートした。
また今年1月、再生利用事業者登録を受けて福岡市以外からの事業系一般廃棄物受け入れを開始。加えて昨年12月には、液体肥料と固形肥料の2件で登録を受け、食品廃棄物を発酵しバイオガスを発生させた残渣物(消化液)を液肥、消化液を脱水した汚泥を固形肥料として、農業関係者への販売も始めている。
中川社長は「食品廃棄物の受け入れ拡大と汚泥の肥料登録を機に、より多くの事業者様に再エネ電力をご利用していただく仕組みの確立、ならびに残渣汚泥肥料による地域農業への貢献を加速させ、地産地消による循環型社会の形成、SDGs実現に貢献していく」と決意を強くしている。

 

DATA
所在地/〒812-0013 福岡市博多区博多駅東2-7-27
(工場)〒819-0384 福岡市西区大字太郎丸790-1
TEL 092-834-5885
設立/2020年9月
資本金/1,000万円
事業内容/食品リサイクル・バイオガス発電事業、一般廃棄物処理業、産業廃棄物処理業
従業員/15人
関連会社/J&T環境㈱

https://fukuoka-bio.co.jp/

(ふくおか経済2025年11月号FACE)