FEATURE

TheFace2016

玉屋


山喜多 映一

㈱玉屋 社長

加持 豊

㈱玉屋 常務

新体制のもと“さすが玉屋”の実現へ

今年1月に新体制がスタート。策定した中・長期経営計画「SASUGA玉屋プラン」のもと、銀行出身で経営企画に長けた山喜多社長、東芝出身で財務管理を長く担当してきた加持常務との二人三脚により、オーナー企業とは一線を画した経営戦略と組織力で、新たな玉屋像の具現化に注力する。
まず2018年までの第一次計画「助走ステージ」では、「当たり前のことを当たり前にやる、徹底してやる、継続してやる、全員でやる」をスローガンに、持続的成長へ向けた強固な経営基盤の確立に努めている。とりわけ今期は営業戦略室(山口智也室長)を新設し、時流に適応した戦略を企て既存店の地域一番店を増やすとともに、新規出店においても17店目に向けた動きが本格化。攻めの営業展開を図りながら、それに伴う実務的な情報共有と人材育成にも力を入れている。
今夏にはペンギンをモチーフにしたマスコット「たまピー」が誕生。同社のクリーンなイメージに相応しい親しみやすいキャラクターとして好評で、主催する様々な地域イベントに登場しブランド力向上に一役買っている。経営陣とともに、新たな顔がそろった玉屋。“さすが玉屋”と呼ばれる会社へ―。今後の歩みに大きな注目が集まる。

DATA
所在地/〒810-0003 福岡市中央区春吉3-12-1
TEL/092-718-3330
創業/1953年8月
設立/1991年2月
資本金/3,000万円
事業内容/パチンコ店の経営
売上高/500億円(15年12月期)
従業員/500人
店舗/(福岡地区)本店、宗像店、室見店、新宮店、空港店、太宰府店、屋形原店、野方店、中尾店、大橋店(飯塚地区)飯塚本町店、上三緒店、稲築店(佐賀地区)みやき店、唐津店、伊万里店

www.tamaya.gr.jp

(ふくおか経済 2016年11月号FACE)