FEATURE

TheFace2008

日商保険コンサルティング


橋本 安彦

日商保険コンサルティング㈱
社長

橋本 庄蔵

日商保険コンサルティング㈱
副社長

橋本安彦(左)はしもと・やすひこ/久留米市出身、1948年1月25日生まれの60歳。日本大学法学部卒業後、東京海上火災保険に入社。74年に同社入社し、現在に至る。久留米商工会議所副会頭・福岡県損害保険代理業協会会長を務めている
橋本庄蔵(右)はしもと・しょうぞう/久留米市出身、1953年7月16日生まれの55歳。日本大学経済学部卒業後、東京海上火災保険に入社。85年に同社入社し、現在に至る

中堅・中小企業向け生損保専業代理店として全国に飛躍

祖父の橋本安次郎氏が火災保険の代理店を創業し、父・安雄氏が同社を設立。
1950年2月、九州初となる保険専業代理店を法人化して以来、一貫して保険流通を軸とした安心サービス産業の普及と地域振興を原点とした事業活動を推進してきた日商保険コンサルティング㈱。今日では拠点・久留米市を中心に東京、大阪、福岡で展開し、中堅・中小企業約1100社もの法人顧客を有する九州トップクラスの規模を誇るまでに成長した。
今年で創業89年目、設立59年目に入ったが、保険金不払問題の発覚により、保険業界全体の信頼が揺らぐ中で、同社が得意とするところのリスクマネジメントやロスコントロールに対応した「コンプライアンスの徹底」、「さらなる事業領域の拡大と企業進化」の必要性を実感している。
年々、専門化かつ複雑化する保険内容、流通に対して、最適な条件で商品を提供し、アフターサービスまで全てに主導権を持てる「保険のマーチャンダイザー」として県内外で高い評価を受けている同社。今後、日商保険コンサルティング㈱が目標に掲げるのは、中堅・中小企業に特化した全国トップの「生損保専業代理店」として展開すること。「御社のリスク管理部でありたい」—。橋本社長は今後も企業代理店との提携等も視野に入れ、あらゆる分野の保険総合コンサルティングサービスを提供し続ける。

DATA
〔所在地〕本社:〒830-0018 久留米市通町6-17
〔TEL〕0942-34-3311
〔創業〕1920(大正9)年
〔設立〕1950年2月
〔資本金〕3,000万円
〔事業内容〕損害保険および生命保険代理業務、各種保険コンサルティング
〔従業員〕45人
〔支店〕福岡(福岡市天神4-1-7)、東京、大阪

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(ふくおか経済2008年11月号FACE)