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TheFace2013

富士通九州システムズ


黒田 高史

富士通九州システムズ社長

くろだ・たかし/島根県出身。1953年8月1日生まれの60歳。東京大学工学部卒。76年富士通入社。主に自治体畑を歩み、同社自治体ソリューション事業本部副本部長、㈱富士通中国システムズ社長兼富士通㈱中国支社副支社長などを務めた。趣味はゴルフ、読書。中学ではバレーボール(県大会優勝)、高校では陸上円盤投げ(県2位)、大学では少林寺拳法などで鍛えていた

世界と戦う「グローバルニッチ№1」企業に

6月に社長に就任し、早速今年度方針である社内の「とんがり」育成の陣頭指揮をとる。他社との差別化と新しいビジネスモデル構築を推進するという意味の同社のコンセプトワードで、旗印となる独自の標語のもと、「社員一人ひとりが持ち味を発揮し、会社全体でも〝とんがり〟を持つ企業を目指している」と語る。
国内向けビジネスでは様々な業種に向けてITサービスを提供しており、それを強みに異業種間での連携やクラウド、ビッグデータなど新しいニーズにも対応していく考えだ。同時に、新規ビジネスにも積極的で、中でもSaaS商品のラインアップが増えている。安全運転・エコドライブの運行評価システム「TRIAS/TR」や飼育牛の発情検知装置の「牛歩SaaS」、農業用ハウスの温室管理をする施設園芸向けSaaSの「UECS」などがそうで、九州はもとより、韓国や中国、欧州や南北アメリカなど海外でも実証実験や納入が進んでいる。これに伴い、海外ビジネスでは15年度までにSaaSのライセンス売上げで現状の約10倍となる10億円を目標に掲げる。九州発の海外ビジネスが加速する中、500億円以下の市場領域で世界と戦う「グローバルニッチ№1」企業を目指していく。

DATA
所在地/〒814-8589 福岡市早良区百道浜2-2-1 富士通九州R&Dセンター
TEL/092-852-3100
設立/1981年7月20日
資本金/3億円
事業内容/ソフトウエアの開発、サポート、販売
売上高/414億円(2013年3月期)
従業員/800人 拠点/熊本、大分、長崎、佐賀、宮崎、東京、千葉、大阪
関連会社/㈱富士通九州システムサービス(100%出資子会社) FQSポーランド㈲(100%出資子会社)
http://jp.fujitsu.com/group/kyushu/

(ふくおか経済 2013年11月号FACE)