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TheFace 2018

天神愛眼グループ


天神愛眼グループ

顧客との信頼関係を大きな財産に

CMなどでお馴染みの「夢のレンズ」。ストレスなく見えるその優れた機能性は2007年の発売当初から話題になり、今や国内だけでなく海外にも多くのファンを持つ天神愛眼の代表的な商品として高い認知度を誇る。
世界各国から寄せられる愛用者の体験談も増え続け、口コミや、愛用者からの紹介が増えている。最近では家族や友人、職場の同僚などに加え、同業他店からの勧めで来店する顧客もいたほどだ。「夢のレンズに期待し、当社を信頼してお買い求めいただいている。それだけに、裏切るわけにはいかない」と語気を強める緒方裕三郎常務。この姿勢や価値観を全社で共有することが、従業員のモチベーションを高め、技術の研鑽、ホスピタリティの向上につながっていることは言うまでもない。
10月7日には、買い替えなどで使われなくなった眼鏡に感謝する「メガネ感謝祭」を開催。25回目を迎えた今年も、顧客から約5000本の眼鏡が寄せられ、神事後は点検・修理しタイなどの東南アジアに寄贈される。四半世紀に渡りこのボランティア活動が継続できているのも、単にモノを売買するだけの繋がりでは築けない、顧客との深い絆があるからだ。

DATA
所在地/〒810-0001 福岡市中央区天神1-7-15
TEL/092-716-0001
創業/1879(明治12)年
設立/1967年11月
資本金/2億3,113万円
事業内容/メガネ、コンタクト、補聴器、装飾品の卸・小売業(グループ内では不動産、人材派遣、健康関連商品事業も展開)
従業員/89人
売上高/36億5,000万円
店舗/天神愛眼本店、黒崎店

http://www.tenjin-aigan.co.jp/

(ふくおか経済2018年11月号FACE)