FEATURE

TheFace2010

天神愛眼グループ


㈱天神愛眼グループ

「良いモノだけをお客様に」精神でファンを開拓

創業明治12年—。老舗のメガネ・補聴器専門店ならではの豊富な品揃えときめ細かなサービスで、多くの顧客に愛され続ける天神愛眼グループ。その根底を支えてきたのが、創業から130年を超えた今でも変わらない「お客様第一主義」という企業理念である。
その一環として同社が今、最も力を入れているのが商品の安全性だ。「販売する側として、お客様に合う最適な商品を提供するのはもちろんだが、その商品が健康に良くなければ販売しない」と語る緒方憲専務。その想いは取り扱う商品アイテムで見て取れる。今や同社のシンボル商品でもある「夢のレンズ」。健康に良くストレスなく見える素晴らしさを実現した画期的レンズとして注目を集め、今や国内だけでなく海外からも買い求めに来る人が多い。一方で、一部のコンタクトレンズにおいては、同社が安全性に欠けた商品と判断したものに関して、売れ筋商品であっても売り場からすべて排除するなど、その販売ポリシーは徹底されている。
この姿勢こそ多くの消費者に安心感を与え、着実にファンを増やしている秘訣の一つだ。すべては「お客様第一主義」。この精神が損なわれることがない以上、同社の歴史はさらに永続的に時を刻んでいくことだろう。

DATA
所在地/〒810-0001 福岡市中央区天神1-7-15
TEL/092-716-0001
創業/1879(明治12)年
設立/1967年11月
資本金/2億3,113万円
事業内容/メガネ、コンタクト、補聴器、装飾品の卸・小売業(グループ内では不動産、保険、人材派遣、健康関連商品事業も展開)
従業員/128人
売上高/36億5,000万円(08年度実績)
店舗/福岡県内を中心に6店舗

http://www.tenjin-aigan.co.jp/

(ふくおか経済2010年11月号FACE)