FEATURE
博多阪急(阪急阪神百貨店)
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亀井 潤一
博多阪急 店長
(㈱阪急阪神百貨店 常務執行役員)
かめい・じゅんいち/大阪府吹田市出身。1963年4月20日生まれの62歳。慶応義塾大学商学部卒。87年4月㈱阪急百貨店(現エイチ・ツー・オー リテイリング㈱)入社。2006年有楽町阪急店長、09年㈱阪急阪神百貨店四条河原町阪急店長、11年阪神本店婦人服商品統括部長、12年阪急本店婦人服商品統括部長などを歴任し、14年4月執行役員に就任。19年同第3店舗グループ担当を経て、21年1月から現職。趣味はゴルフ。今年は知覧飛行場跡地を訪れ、「アミュプラザ鹿児島の大観覧車にも乗った」そうだ
(写真)9月30日~10月5日に開催した「英国フェア」にて
大規模リモデルと専門人材育成で提供価値最大化へ
24年度の売上高が694億円に達し、2期連続で過去最高を更新したJR博多駅ビル内の百貨店『博多阪急』。亀井潤一店長は「前期に大きく寄与したインバウンドだが、今期は円高もあり昨年の反動の影響が課題。ただ、これが正常状態と捉え、ハード、ソフト両面で〝なくてはならない楽しさ九州No.1百貨店〟を追求していきたい」と次なる成長ステージを見据える。
ハード面では過去最大の42・5億円を投じるリモデルを25~27年度にかけて実施。3階のラグジュアリー化では「1階の革小物を中心とした店舗で関係性を築いた顧客のアパレルニーズに対応できる店舗などを想定」し、新しいサロンも開設することで国内外富裕層顧客との接点を強化。化粧品売り場も再編し、駅立地の強みを生かして幅広い層を取り込む方針だ。
一方、ソフト面では今期から〝カテゴリースペシャリスト〟と呼ぶ社員の育成を本格化し、その専門性を高める。「ECにない価値は、顧客との対話の積み重ねから」という考えのもと、より質の高いサービス提供につなげていく。また、店舗独自のハウスカードを同社の『ペルソナカード』へ切り替え、「進化する阪急本店との連携強化やデジタル戦略の基盤構築に生かしたい」と提供価値の最大化を展望している。
DATA
博多阪急/〒812-0012 福岡市博多区博多駅中央街1-1
TEL/092-461-1381
開業/2011年 3月
事業内容/百貨店業
売上高/694億円(2025年3月期単店)
従業員/約300人
㈱阪急阪神百貨店
本社/大阪市北区角田町8-7
設立/2007年10月
資本金/2億円(エイチ・ツー・オー リテイリング㈱100%出資)
店舗/阪急本店、阪神梅田本店など15店舗
https://www.hankyu-dept.co.jp/hakata/
(ふくおか経済2025年11月号FACE)

