FEATURE

TheFace2021

博多阪急(阪急阪神百貨店)


亀井 潤一

博多阪急 店長
(㈱阪急阪神百貨店 常務執行役員)

 

かめい・じゅんいち/大阪府吹田市出身。1963年4月20日生まれの58歳。慶応義塾大学商学部卒。87年4月㈱阪急百貨店(現エイチ・ツー・オー リテイリング㈱)入社。06年有楽町阪急店長、09年四条河原町阪急店長、11年阪神本店婦人商品統括部長、12年阪急本店婦人服商品統括部長などを歴任し、14年4月執行役員に就任。18年同第3店舗グループ担当を経て、今年1月常務執行役員に昇格し現職に。趣味はゴルフ
(写真)全館挙げてさまざまなアートを展示するイベント『HAKATA ART STATION 2021』を9月に開催。写真はその企画の1つ『異彩を放つ九州派~それから~2021』にて

開業10周年、『楽しさ九州No.1百貨店』へ邁進

今年3月、コロナ禍で開業10周年を迎えたJR博多駅ビル内の百貨店『博多阪急』。1月に就任した亀井潤一店長は「前々年度と比べると厳しい状況が続くものの、新しいワクワク感を提供できれば、ご来店いただける実感がある。地元のお客さまの心を豊かにする『楽しさ九州No.1百貨店』を目指し、今後も“コト”の提案イベントなどに力を入れたい」と抱負を語る。
消費スタイルの変化など先行きを見通すにはまだ難しい状況にあるが、来年度には地下鉄七隈線の天神南―博多間開業といったプラス材料もある。「現況では大きな投資ができない中、化粧品やジュエリー、食品といった強みをさらに磨くとともに、4階以上ももっと特色を持った魅力ある売り場にしていかなければ」と課題を挙げる。
一方、コロナ禍で独自のデジタル戦略を加速する阪急阪神百貨店にあって、博多阪急でも来店せずとも店頭商品をスマートフォンで決済できる『Remo Order』の利用者は飛躍的に伸びているという。「目指すのは“コミュニケーションリテイラー”。デジタルを用いて顧客との接点の深化を図り、店舗での接客との融合で、1人1人にふさわしい価値・商品・サービスを提供していけたら」と新しい事業スタイルへの進化を展望する。

DATA
博多阪急
所在地/〒812-0012 福岡市博多区博多駅中央街1-1
TEL/092-461-1381
開業/2011年 3月
事業内容/百貨店業
売上高/約340億円(2021年3月期単店)
従業員/約350人

㈱阪急阪神百貨店
本社/大阪市北区角田町8-7
設立/2007年10月
資本金/2億円(エイチ・ツー・オー リテイリング㈱100%出資)
店舗/阪急本店、阪神梅田本店など15店舗

https://www.hankyu-dept.co.jp/hakata/

(ふくおか経済2021年11月号FACE)