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チヨダ
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㈱チヨダ
山口進（やまぐち・すすむ）社長（左）／福岡市出身、1954年6月15日生まれの56歳、福岡大学工学部電気工学科卒、趣味はゴルフ
野田耕（のだ・つとむ）会長（中央）／福岡市出身、1934年10月22日生まれの76歳、県立福岡工業高校卒、趣味はゴルフ、旅行、演劇鑑賞
山口剛弘（やまぐち・たけひろ）取締役社長室長（右）／福岡市出身、1981年8月13日生まれの29歳。慶応義塾大学経済学部卒業後、07年4月㈱福住入社、10年9月同退社し、10月からチヨダ取締役社長室長を務める。野田会長の孫。趣味はゴルフ
ユニフォーム販売軸に百年企業へ向け新たなスタート
九州を代表する企業ユニフォームディーラーのチヨダは、来年８月で創業50周年を迎える。創業者の野田耕会長が中古ミシン５台を購入し、白衣専門の縫製業からスタートした同社。紆余曲折の草創期を乗り越え、地道な営業のもと、業界有数の企業へと成長し、今では営業品目が一般法人向けの制服や作業服から、メディカル、サービス分野にまで拡大。また近年ではオフィス用品販売をはじめとする周辺事業にも力を入れるなど、企業の快適な職場環境づくりをサポートしてきた。
その同社が目指すのは百年企業へ向けた一層の飛躍だ。山口進社長は以前から「業界が成熟期を迎える中、当社が永続していくためには、先見性を持って新たなサービス領域を開拓することが不可欠」と語ってきた。そのキーマンとして今、期待を寄せるのが、山口社長の長男である山口剛弘取締役。大学卒業後、３年間の地場不動産会社勤務を経て、今年10月に入社した。
「今後は、さらに取引先の企業活動を応援することに注力し、オフィスのことなら何でも即応できるコンシェルジュ的な役割を果たしていきたい」と、明確な将来ビジョンを描く山口取締役。後継者不足に悩む企業が多い中、同社は親子３世代に渡る承継で百年企業への礎を着々と築く。
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| 南警察署そばにある本社ビル。１Ｆにはショールームがある |
DATA
所在地／〒815-0032 福岡市南区塩原2-7-5
TEL／092-562-1221
創業／1961年8月
設立／1972年10月
資本金／1,000万円
事業内容／企業ユニフォームの卸売・小売・レンタル
売上高／12億円
従業員／37人
出先／(支店)北九州、久留米、飯塚
（ふくおか経済2010年11月号FACE）