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ゼオライト
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ゼオライト㈱
海外展開プロジェクトが着々と進行
７月決算では、近年好調だった首都圏に続き、関西地区の公共施設や大規模病院向けの大型浄水プラントの需要が伸び３期連続の増収。その上で利益率の高い保守・メンテナンス分野の堅調な受注に加え、中国からの建設資材の調達割合を増やしたことによる仕入れコストの削減で、収益性は以前にも増して高まっている。
「品質を十分に担保した上で、プラント資材の海外調達はさらに強化する。そしてそこで築いた現地業者とのネットワークを今後の海外展開に生かしたい」。そう語る嶋村社長はすでに新たなグローバル展開も見据える。今年６月には経産省が支援する国内インフラの海外展開促進調査の実施事業者に採択された同社。米国・コロラド州では、ＲＯ膜技術による下水再生処理に関する排水の減容化調査を進めており、事業化の可能性があれば、同国での水循環・再生水市場への参入を検討することになりそうだ。
欧州では、英国・ロンドンで開かれる在英日本国大使館主催の日本の伝統文化を伝えるイベントにも特別協賛している。これからも世界各国での様々なプロジェクトへの参画、支援を通じ、日本を代表する水処理プラント企業としての存在感を高めていく。
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| 7月には河村名誉会長が著書「水ひと筋に生きる」を上梓。逆浸透膜に出会い、水創り一筋に生きた技術者としての情熱を次世代に伝えている |
DATA
所在地／〒812-0893 福岡市博多区那珂5-1-11
TEL／092-441-0793㈹
創業／1969年1月
設立／1970年8月
資本金／9,000万円
事業内容／水処理プラントの企画・設計・製造とメンテナンス、浄水器のレンタル、ROミネラルウォーター「わかみず」の宅配
従業員／約103人
売上高／33億5,053万円（2018年7月期）
拠点／（支店）東京、大阪、名古屋（営業所）東関東、岡山、熊本、大分、長崎、北九州、宮崎
関連会社／㈱アクアゼオライト
（ふくおか経済2018年11月号FACE）
