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ジャパンシーフーズ
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井上 幸一
㈱ジャパンシーフーズ 会長
井上 陽一
㈱ジャパンシーフーズ 社長
井上幸一 会長(左)いのうえ・こういち/福岡市出身。1948年8月19日生まれの77歳。福岡大学法学部を卒業後、父親が経営する鮮魚小売業の天龍に入社。77年に同社百貨店内店舗店長を経て、87年にジャパンシーフーズを設立。趣味は読書とゴルフ
井上陽一 社長(右)いのうえ・よういち/福岡市出身。1978年9月8日生まれの47歳。創価大学経営学部卒。趣味は水泳、フットサル。週2回のフットサルで心身をリフレッシュし、経営に生かす
売上高50億円を突破し、創業40周年へ
2026年に迎える創業40周年を前に、目標に掲げてきた売上高50億円を突破し、前倒しで念願を叶えた。前々期には記録的な不漁で赤字を経験するも、「構造的赤字ではなく、あくまで自然環境の影響によるもの。事業モデルの社会的需要や持続性は先代から続く40年の歴史が証明してきた」と井上陽一社長。その言葉通りにこの2年でV字回復を果たし、節目となる40期目をスタート。26年3月の完成を目指して対馬工場のライン増設にも着手し、さらなる製造体制の強化に取り組む。
一方で、食のインフラを支える企業として、供給へのリスクヘッジにも余念はない。アジの豊漁時に高品質な原料を凍結保存し、不漁時に活用する冷凍戦略を加速する。当初は業界の先入観から敬遠されたが、多様な努力で乗り越え販売先を開拓。高周波解凍機の導入によって、それまで貯め水で24時間かかっていた解凍時間を2時間に短縮し、解凍時の身質が大きく向上した。現在は取引先の30%に普及しており、さらなる支持の拡大を求めていく。
人口減少で国内市場が縮小する中、次の10年に向けては海外マーケット開拓も見据える。「海外にもアジの刺身という新しい食文化を創り出したい」。創業50年での売上高100億円達成に向けた新たな挑戦が始まっている。
DATA
所在地/〒811-1302 福岡市南区井尻5-20-29
TEL/092-593-7662
創業/1987年9月
設立/1987年7月
資本金/1億円
事業内容/生食用アジ・サバ・アナゴ加工卸
従業員/230人
拠点/(工場)福岡市東区箱崎ふ頭5-9-29、対馬市上対馬町泉464
(食品研究室)福岡市東区社領1-11-9
(営業所)仙台、関東、名古屋、大阪、広島、福岡
(ふくおか経済2025年11月号FACE)

