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コンダクト


和田 克之

コンダクト㈱ 社長

わだ・かつゆき/山口県下関市出身。1969年2月27日生。九州大学大学院感性学修士、北九州市立大学大学院修了経営学修士(MBA)。九州・アジア経営塾(KAIL)第6期生。趣味はクレー射撃、狩猟、馬術、ヨット、ダイビング、スキー、茶道。資格は建築士、経営士
(写真左上)コンダクトレジデンス富士見
(右上)和田克之社長
(下)大分最大級のニュータウン「コンダクトタウン新・京が丘」

社会課題を「不動産」で解決する

防犯、通信サービスを充実させ、コロナ対応に共用部を活用した賃貸マンションの自社ブランド「コンダクトレジデンス」シリーズを続々と展開。今夏、北九州市小倉北区紺屋町(54戸)、八幡西区大膳(42戸)の物件が完成し、12月から小倉南区富士見(72戸)と今春、福岡市東区(72戸)でそれぞれ着工する。「不動産にIoTを活用し、防災や防犯対策を強化した安心安全な暮らしとともに、美しい都市景観を創り出す」と和田社長。不動産業で培った〝魅力ある街づくり〟の知見を掛け合わせ、事業活動を進化させる。
大分県最大級のニュータウンとして同社が開発する「新・京が丘」は、九州大学大学院との産学官連携によるパブリックデザインを創り上げタウンコンセプトを実現。来春6期目の99区画の分譲が始まる。また、北九州市若松区、八幡西区三ケ森、山口県下関市、さらに沖縄那覇市へと広げ不動産開発に着手する。近年は、リノベによる再販や将来の建て替えを視野に中古物件の購入にも意欲的で「不動産投資は来期100億円目標」と力を込める。
「不動産活用にも〝多様〟〝持続〟の視点を取り入れ、社会課題を解決するサスティナビリティ経営を実践していく」との決意で、地元実力派企業として存在感を示している。

DATA
所在地/〒802-0001 北九州市小倉北区浅野2-17-38
TEL/093-513-3338
設立/1994年11月
資本金/4億6,713万円(自己資本約16億円)
事業内容/不動産売買、賃貸、仲介、商業施設等の開発
従業員/20人
拠点/福岡事務所、下関事務所、鳥栖事務所、大分事務所
関連会社/コンダクト不動産

https://www.e-conduct.co.jp/

(ふくおか経済2022年11月号FACE)