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キュウセツAQUA


大野 征博

キュウセツAQUA㈱ 社長

おおの・まさひろ/福岡市出身。1969年11月28日生まれの53歳。九州大学工学部卒。総合機械メーカーの原子力プラント事業に従事。キュウセツAQUA入社後は経営企画部長を経て、2020年から現職。趣味はゴルフ、ランニング
(写真)同社が維持管理を担う水処理センターにて。若手社員らと大野社長(前列右から2人目)

若手社員が活躍できる企業へ

地域住民の生活に欠かせない上下水道施設の維持管理を担う。1965年の設立から半世紀以上にわたって、北部九州を中心とした公共用水域の水質保全と快適な市民生活を陰で支えている老舗企業だ。2020年に現職に就いた大野社長は「現事業と親和性がある事業会社のM&Aを日々模索している」と明かす。同年9月に貯水槽清掃点検会社を、先月には熊本市の水道施設工事会社を完全子会社化した。
2012年に新規参入したアグリ事業。佐賀県鳥栖市でのミニトマト栽培を皮切りに、16年からは大分県国東市でオリーブ栽培に取り組んでいる。現在は国産にこだわったアボカド栽培やコーヒー豆の栽培を視野に入れており、将来的には農園取得の計画もある。「維持管理業と同じく、農業は環境に優しく、SDGsにもつながる。将来的な収益柱に育てていきたい」と闘志を燃やす。
維持管理やアグリ事業、今後は同業者向けの人材派遣会社の設立、陸上養殖ビジネスも構想するなど業容拡大にチャレンジする。そんな同社では充実した教育プログラムや就労環境の整備を背景に、20~30代を中心とした若手社員が活躍中。大野社長は「業容拡大に伴い、若手人材がさらに活躍できる企業体にしたい」と展望を語った。

DATA
所在地/〒812-0013 福岡市博多区博多駅東1-3-10九設ビル
TEL/ 092-451-2821
設立/1965年7月
資本金/5,000万円
事業内容/上下水道施設の維持管理、オリーブの生産・加工・販売など
従業員/742人
売上高/約60億円(23年3月期)
拠点/九州・中国・四国に24事業所

https://www.kyusetsuaqua.co.jp/

(ふくおか経済2023年11月号FACE)