FEATURE

ふくおか経済EX 2020

ウィズグループ


「やりがい」の見つかる総合福祉サービスカンパニー

グループホームをはじめ、有料老人ホーム、居宅介護支援、訪問介護、訪問看護、デイサービスや保育園など、多様な福祉サービスで「自分らしい暮らし」を支えるウィズグループ。新たな託児サービスの提案や、地域包括ケアの構築によって、安心して暮らせる地域社会の形成に向けて福祉の未来を創造していく。

「出かけて預ける」イベント保育で育児サポート

「こころをつなぎ、あしたへつなぐ」をコンセプトとして、地域社会への貢献をモットーに介護を始めとした総合生活支援サービスを提供しているウィズグループ。2010年からは託児サービスの新たな形として「イベント保育」をスタートした。これまで託児と言えば、「預けて出かける」ことが一般的だったが、ウィズグループでは「出かけて預ける」というスタイルを提案している。
「イベント保育」は出張託児所の位置づけで、例えばホテルなどでの婚礼やセミナー、百貨店や美容室など、育児中の母親に「ちょっとした自由な時間」づくりを提供することから生まれた。「育児中は自分の時間が犠牲になってもしょうがないという先入観を払しょくし、働くお母さんを応援したい」という言葉通り、女性活躍推進の第一歩である就職活動や、有資格者の資格更新講座参加の際に利用するユーザーも増えている。近年は企業内保育所設置も進んできたが、中小企業においてはまだまだ難しい状況だ。そういった企業に対し、「常設の託児所以外にもスポットの託児サービスがあることを周知し、活用してもらうことで多様な働き方を支援したい」と力を込める。

他職種連携と充実した研修制度でスキルアップ

介護施設に加えて保育園や訪問看護ステーション、放課後等デイサービスなど、多様な福祉事業を展開しているからこそ、他職種連携によるスキルアップも実現している。例えば老人ホームと保育園併設の「ウィズ長丘Ⅱ」に勤務する井上実里さんは、保育園での保育とデイサービスでの介護を両立。「保育と介護どちらにも興味があり、両方の仕事ができることに魅力を感じた。保育で培ったコミュニケーション能力が介護で役立ったり、デイサービス利用者の方に教えてもらった昔の遊びが保育に生かせたりと、両方に関わることでシナジー効果を生んでいる」と説明する。
また、福祉の知識や経験が全くない状態からスタートした社員も少なくない。その一人が本社管理本部の横山忠信係長だ。未経験から福祉業界に飛び込み、働きながらグループの系列スクールで学び、ホームヘルパー2級と介護福祉士の資格を取得。入社3年目でリーダー、7年目で副施設長、現在は本社でマネジメントに従事するなど、活躍の幅を広げている。「新卒で営業の仕事に就いたが、数字を追いかけるより社会貢献できる仕事に力を尽くしたいという思いから福祉業界に挑戦した。ウィズグループは未経験でも充実した研修制度が整っており、何より勉強することが業務の一環となっていることで着実に成長できる」と振り返り、「ここに来ればきっと“やりがい”を見つけることができる。多くの方々のチャレンジを支えていきたい」と思いを語る。
多様な職種と働き方にチャレンジできる環境づくりによって、それぞれに最適なキャリアプランの形成をサポートするウィズグループ。グループ名の「WITH」に込められた「一緒になって、共に福祉の革新に努めつづける開発拠点」という強い思いとともに、超少子高齢社会で求められる福祉の未来を創造していく。

前川 政雄 代表

 

採用情報
募集職種/介護職、看護師、保育士、栄養士、調理師、事務
応募資格/2021年春に大学(大学院)、短大、専門学校を卒業予定の方(全学部学科)
採用予定/10人程度(予定)
問合せ先/TEL.092-712-0306
担当/横山

(ふくおか経済EX2020年)