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イフジ産業


藤井 宗徳

イフジ産業㈱ 社長

ふじい・むねのり/福岡市東区出身。1975年6月2日生まれの44歳。99年同社に入社、2007年6月取締役に昇格し、08年3月常務。09年11月専務昇格と同時に子会社の日本化工食品㈱社長に就任、19年8月退任。14年6月から現職。趣味は旅行

選ばれる企業目指し会社の品質向上を追求

前期決算は鶏卵相場の低下で売上高こそ前期を下回ったが、最も重要な指標となる液卵の販売数量は7期連続で前年度を上回り、6期連続で過去最高を更新した。2014年の社長就任以来5期連続で増益を続ける。今期に入ってもその勢いは止まらず、第1四半期としては過去最高の販売数量をマーク。利益は2ケタ台の伸びを見せ、通期でも純利益は過去最高を見込む。
本体が好調な業績を続ける一方で、関連子会社の粉体調味料メーカー・日本化工食品㈱の代表取締役会長兼社長には、創業者の藤井徳夫取締役会長が就任した。構造改革のためには、まずトップを変え、目線を変えた方が良いと判断。藤井社長自身は本体の経営に専念する。
その本体では人材確保のために働きやすい職場づくりを進める一方で、選ばれる企業を目指し、待遇面の見直しを継続的に進めている。「働き方改革もあるが、正攻法として賃金問題は避けて通れない。ベースアップはもちろん家族手当や社宅補助などを含めて賃金体系を再構築する」と話す。ハード面では引き続き自動化、省力化のための設備投資を続け、人手不足時代に向けた準備に余念がない。東証1部上場企業として会社の品質向上が着実に進んでいる。

DATA
所在地/〒811-2318 粕屋郡粕屋町戸原東2-1-29
TEL/092-938-4561
設立/1972(昭和47)年10月
資本金/4億5,585万円
事業内容/液卵・冷凍卵の製造・販売、粉体調味料の製造・販売、太陽光発電事業
従業員/110人(2019年3月末単体)
売上高/137億1,191万円(19年3月期連結)
拠点/関東工場(茨城県水戸市)、名古屋工場(愛知県安城市)、関西工場(京都府井手町)、福岡工場(本社)
関連会社/日本化工食品㈱

http://www.ifuji.co.jp/

(ふくおか経済2019年11月号FACE)