アイコムソフト（株）

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安心、安全な社会を支えるシステム構築のプロ集団

官公庁向け社会インフラシステム開発をコア事業に成長してきた濱田重工㈱100％子会社のアイコムソフト㈱。高付加価値・高品質なシステムを提供することで、顧客に信頼される、社会に貢献できるオンリーワン企業を目指し、新たな価値の創造や時代に適した組織整備など挑戦を続けている。

社会インフラ対応をコア事業に、新たな価値の創造にも挑戦

鉄鋼関連事業に携わる濱田重工㈱の電算部門が独立し、1987年7月に設立されたアイコムソフト㈱。業務のOA化の実績が確かな技術の支えとなり、基幹系業務システムの構築提案から、設計・開発・導入支援まで、IT化を幅広くサポートしている。
近年は、社会生活に欠くことのできない環境・エネルギー、リサイクル、消防、防災、医療、IoTなどの官公庁向け社会インフラ対応をコア事業に位置づけ、さらに進化。工業系、事務系の技術と各分野の知識を組み合わせあらゆる分野のシステムを提案し、実現している。
昨年10月には、ICT技術の革新に対応するため、東京支社にIoTインフラソリューショングループを立ち上げ、一般企業向けのサービスを強化。センサーやLED照明の導入コンサルティングなどを促進している。また、ファクトリーオートメーション系の開発にも強みを持つ同社は、製造ラインの稼働状況をリアルタイムで把握できるのが特徴の工場向け設備稼働モニターシステム「i-Brain（アイ・ブレイン）」の販売も推進。今後はi-Brainのような付加価値の高いソリューションビジネスを拡大し、新たな価値の創造に挑戦していく構えだ。

1987年設立当時のオフィス

キャリアアップ、組織体制の整備を推進

昨年度から人材教育にも力を入れる同社では、今年度から本格的にキャリアアップ制度の構築に着手。若手社員や幹部候補生はもちろん、中堅や管理者向けの社内講習の推進に加え、外部研修への積極的な参加を促進。全年代が成長し続ける環境を整えることで、キャリアパスを明確化し、将来のキャリアアップをイメージしやすい体制を整備している。中村社長は「自律的に考え、前向きに行動し、周囲と強調して業務に取り組むなど、ヒューマンスキルを上げてほしいし、帰属意識の向上に繋げてほしい」と期待を寄せる。そのほか、女性社員の比率が高いアイコムソフトでは、育休から復帰後の時短勤務制度があるなど、「働き方改革」も積極的に導入している。
人材育成に力を入れる一方、組織体制の整備、再編も推進。16年5月には顧客サービス向上を図るため、府中事業所を開設したほか、昨年4月には、都心部の需要獲得、情報収集を強化するため、東京、福岡事業所を支社に格上げ。将来的な支社の独立採算を目指し、新規顧客の開拓に励む。さらに、本社でも新サービスやビジネスを創出する部門として、技術開発グループを新設し、新ビジネス創出を図っていく。
「激しい環境変化の中で、IT業界に求められる事や果たすべき役割を、常に前向きに取り組みたい」と意気込みを語る中村社長。高付加価値・高品質なシステムを提供することで、顧客に信頼される、社会に貢献できるオンリーワン企業を目指し、社会ニーズに応えられるシステム構築のプロフェッショナルとして飛躍を誓う。

アイコムソフトが拠点を構える濱田重工本社ビル

【ＤＡＴＡ】
所在地／〒804-0053 北九州市戸畑区牧山1-1-36
ＴＥＬ／093-871-8811
ＦＡＸ／093-871-8814 設立／1987（昭和62）年7月1日
資本金／6,000万円（濱田重工㈱100%出資）
事業内容／システム設計・開発、システムコンサルテーション、ソフトウェア販売、アウトソーシング、ISO9001、ISO27001認証取得支援
代表者／中村公昭
従業員／97人
出先／（福岡支社）〒812-0011 福岡市博多区博多駅前2-17-19 安田第5ビル6F 
（東京支社）〒141-0022 東京都品川区東五反田1-4-1 ハニー五反田第2ビル 2F 
（府中事業所）〒183-0045 東京都府中市美好町1-22-8 内藤ビル4F
関連会社／（親会社）濱田重工㈱
ＵＲＬ／https://www.icomsoft.co.jp/

【採用情報】
募集職種／システムエンジニア
応募資格／2019年3月に専門・大学・大学院を卒業見込み、または専門・大学・大学院卒業(2016年3月～2018年3月卒業の方)で就職されていない方
採用実績／2017年度5人、2018年度4人
採用予定／14人（本社5名、福岡5名、東京4名）※中途採用は通年
問合せ先／TEL.093-871-8811
担　　当／倉成（本社）、中原（福岡）、後藤（東京）
詳細はホームページに掲載
https://www.icomsoft.co.jp/recruit/

（ふくおか経済EX 2018より）