COMPANY

グループ横連携で働き続けられる職場環境に

輸送業を主軸に6社をもつ同グループ。人材確保が難しい物流業界においてグループ横連携を生かした適材適所の配置で現場力の高い組織をつくる。さらなる業容拡大に向け本社隣接地の増床工事にも着手し、輸配送エリアも北部九州圏から中国エリアへの拡大も計画。高度物流人材の確保により成長戦略を描く。

快適性重視の“働きやすさ”

2021年に創業15年を迎えたのを機に記念車を次々に投入した。「コロナ禍で突き抜ける」という思いを込め、マルゼングループを象徴する「牛」をキャビンまであしらった限定色記念車や、食品輸送のマルゼンレックス車には右肩上がりの上昇をイメージした力強い牛を表現。同社の輸送網である北部九州を走行している。
これら記念車に限らず、同社は毎年数台の新車を納入し、4トントラックは10トンに切り替え大型車を充実させている。積載率向上とCO₂削減への対応もあるが、最も重視すべきはドライバーの快適性だ。
物流業界では国際物流関連市場が大きく減少する中、巣ごもり需要などによるECの台頭で小口配送が増加。業界が再び活気づく一方で全体が激務化し、労働者一人ひとりの負担も大きく、人が集まりにくい現状となっている。ゆえに同社はドライバーにとって優しい車両を重視し、見た目はもちろん機能性が高い車両を備える。社内には仮眠室や休憩室、炊事場も整えた職場環境を整備し、労働環境の改善を図ってきた。

(写真)牛を突き出した15周年特別記念車

業容拡大へ戦略的な人材確保

求人において不人気業界とされるのも事実。だが、同社では倉庫事業や25トンダンプを保有した鉱物など開発事業に加え、資産運用、保険、飲食事業などグループ6社をもつ強みを生かし、横断的な人材配置により労働の平準化を可能にしている。
中でも、異業種にあたる飲食事業は「博多拉担麺」を福岡市内中心に5店舗展開。多店舗展開を見据えたFC展開も視野に入れ、従業員のワークライフバランスを重視した働き方を推進する。店舗運営は原価管理システムを導入した数値の見える化により在庫ロスも実現。物流事業と並行してSDGsの開発目標の一つに掲げられるフードロス削減に取り組み、冷蔵・冷凍のプロセスを抜本的に再構築する技術を開発中だ。
「輸配送は北部九州圏から中国地方へ順次拡大する」と意欲を見せる牛嶋浩人会長。その準備段階として22年内に東京出張所の開設も計画。さらに、23年春の稼働に向けて本社隣接地約6000㎡の増床工事にも着手した。「人材確保が成長のカギ」として高度輸送システムを確立する。

牛嶋浩人 会長兼社長
うしじま・ひろと/久留米市出身。1971年9月26日生まれの50歳。山口芸術短期大学卒。広告代理店に勤務しデザイン業務に従事。21歳で大型免許を取得し、23歳で佐川急便のドライバーに。同関連会社勤務を経て独立、「MARUZEN EXPRESS㈱」を設立した。趣味は海や山などへ仲間とツーリング、読書、映画鑑賞

 

採用情報
募集職種/10t-4tドライバー(中途)、事務職(運行管理者・サポート)飲食店接客アドバイザー、保険コンサルティング、管理職
応募資格/大型免許資格(ドライバー)
採用予定/50人
問合せ先/TEL.093-562-5151
担  当/星本いずみ

(ふくおか経済EX2022年)


会社情報COMPANY PROFILE

会社名
マルゼンホールディングス(株) (マルゼンホールディングス)
代表者名
牛嶋浩人
所在地
〒803-0801 北九州市小倉北区西港町15-6 [MAP]
TEL
093-562-5151
企業ホームページ
http://mrz-exp.co.jp/ https://www.marutan.info/company/
設立
創業
2006年5月(MARUZEN EXPRESS㈱)
資本金
1,000万円
従業員数
約100人(グループ)