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建築・建設業界の「縁の下の力持ち」

(写真左上)「Kids ジョブチャレンジ」の足場体験ブース
(左下)吊り足場「とびスライド」 (右下)ビケメン
足場施工スタッフ“ビケメン”が活躍
ビルや住宅など建物を建設する人にとって欠かせない足場を組み立て、解体するのがダイワの使命。北部九州13拠点で、ビケ足場や吊り足場といった物件に合った足場を施工している。新商材を積極的に取り入れることで、施設や社屋、デパートなどの大型物件のほか、橋梁の改修に使用される足場を手掛けるなど幅広いニーズに対応している。中でも吊り足場の一種である「とびスライド」は工場が稼働している状態でも天井工事などを進められるだけでなく、組み立ての時間短縮が見込めるため、引き合いが増加した。
田中社長は「最近ではコロナ禍の間に開拓していた案件を手掛けるなど、事業の勢いが本調子となってきた。特に効率化に励んできたので、売り上げも対前年比10%増できている 」と好調ぶりがうかがえる。
充実した教育制度と楽しく働ける社内環境が強み
〝職人ファースト精神〟で業界No.1の働きやすい環境と待遇を目指す。職人仕事は現場で覚えていくイメージを持たれがちだが、同社はしっかりと研修の時間をもうけているため、未経験のスタッフでも安心して働ける。また、キャリアアップに必要な資格取得の支援制度も整っている。福利厚生の面では、年間休日は125日であり、有給も取得しやすくプライベートの時間も充実できる。営業所には体を鍛えられるジムを併設し、楽しく働けるうえに、寮の手当ても手厚いので安心だ。沖縄、京都など数ヶ所のなかから行きたい場所を選べる社員旅行も魅力の一つと言える。
一方で、地域貢献活動も継続している。子供たちに足場の仕事を知ってもらうために「Kids ジョブチャレンジ」や熊本のイベントに出展している。小中学生たちはフルハーネスを装着し、滅多に触れる機会のない足場の組み立てや吊り足場での作業を体験。「足場に登る体験が、将来の選択肢の一つにつながれば嬉しい」と田中社長は願った。
採用情報
応募資格/高卒以上 既卒受け入れ可
採用実績/2025年度2人
採用予定/10人
年間休日/125日
問合せ先/TEL.092-865-2000
担当/髙田
(ふくおか経済EX2025年)