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創立70周年、「100年企業」目指しさらなる企業体力の増強図る

三好不動産は70周年を迎える今期のスタートにあたり、社員、取引先、顧客を家族と位置づけて「all for family」を掲げた。特に管理物件オーナーとの深い信頼関係構築を図り、その資産管理受託を推進する考えだ。また時代の要請に応え、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進にも力を入れている。

創立70周年を迎えて

今期は周年事業のひとつとして、直近10年に重点を置いた社史の編纂を予定している。三好社長はその総括に当たって「この10年で、福岡都市圏での賃貸仲介店舗網の拡充・再編、天神本店、天神サロン、九州大学前学生寮の開設など、拠点の整備も急ピッチで進め、それに伴って社員数も増えてきた」と最近の急速な変化を振り返る。
これからは、顧客である賃貸物件オーナーの資産管理を担う上で大きな要素となる家族信託や遺言状の受託件数のさらなる積み上げを目指しており、信託会社の設立も計画している。
オーナーとの信頼関係構築に関しては、「資産管理について適切な提案ができることが求められる。そのためには、われわれが勉強をして、知識の引き出しを増やさなければならない。また、そうした一人ひとりの成長が、会社の収益力向上、新たなビジネスの開拓につながる」と考えている。
この節目の年に、家族のように想い、家族のように寄り添う「all for family」をビジョンに掲げ、「社員も、顧客も、取引先も皆家族」という基本理念のもと、次の80周年に向けた会社の存続・発展、ひいては100年企業を目指している。

各分野でDX推進に注力

また同社はDXの推進も加速させている。期首早々には、オーナーの賃貸経営をサポートする「オーナーWEB」と、入居者との連絡が迅速にできるアプリ「totono」を同時リリースしており、利用者数も着実に増やしている。
一方で三好社長は「今後力を入れるのは研修や採用」と言う。
新型コロナが引き金になっている感もあるが、採用活動での会社説明会や新入社員の集合研修の一部を、今期からはビデオ映像に切り替えた。受ける学生や新入社員側は時間や場所の制約が少なくなり、同時に担当する社員の負担も軽減できるという双方へのメリットを期待している。
賃貸仲介店「スマイルプラザ」では、ヒアリング・提案、内見、申込・重説(重要事項説明)など希望があればオンラインでの対応が可能。しかし現状のIT重説では「双方が書類を見ながら行わなければならない」という法的制約があり、賃貸借契約書も依然紙ベースだが、三好社長が会長を務める公益法人全国賃貸住宅経営者協会(ちんたい協会)の働きかけなどもあり、近く重説・契約のペーパーレス化が実現する見通しだという。
またオフィスの在りようも変わりつつある。従来の一人ひとりが専用のデスクを使う形から、特に営業部署などでは個別のデスクは必要ないという認識に変化、5月ごろには、天神本店の一部を改装し、緑を配したカフェ風のフリーアドレスオフィスを設ける予定だ。
会議のオンライン化もコロナ禍の中で定着してきている。「いま現在は一カ所に集まるリスクを鑑みて『集まれない』ためのオンライン会議だが、『集まらなくてもできる』という考え方になっていくだろう」と三好社長は語る。
さらに今年1月からは、コマーシャルもTVからWEBに切り替えた。内容も学生向け、学生を持つ親向け、引っ越しを検討している人向けなど全12パターンの動画や静止画を制作しており、ターゲットによってコンテンツを使い分けて配信している。

三好 修 社長
みよし・おさむ/福岡市出身、1955年2月1日生まれの66歳。77年西南学院大学法学部法律学科卒。積水ハウス㈱勤務を経て80年に㈱三好不動産入社、92年常務、98年社長。趣味は旅行、マラソン、朝風呂

 

採用情報
募集職種/総合職(英語、中国語、韓国語が堪能な方も募集)
応募資格/募集学科は全学部、全学科
採用実績/2021年度18人
採用予定/20人
インターンシップ/随時受付
年間休日/105日+アニバーサリー休暇2日
問合せ先/総務部人財開発課
TEL.092-715-1000
担  当/山口、江藤

(ふくおか経済EX2021年)


会社情報COMPANY PROFILE

会社名
(株)三好不動産 (カ)ミヨシフドウサン)
代表者名
三好修
所在地
810-0054 福岡市中央区今川1-1-1 [MAP]
TEL
092-715-1000
企業ホームページ
http://www.miyoshi.co.jp/
設立
1951年7月
創業
資本金
5,000万円
従業員数
478人