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国際化対応、リノベーション開拓を推進

賃貸管理・仲介の地場最大手、三好不動産は、外国人社員採用や外国人客の需要を見込んでの宿泊事業への参入など、加速度的に進む国際化への対応にいち早く着手している。一方で賃貸住宅の空室対策としてリノベーションの推進にも力を入れており、その認識・理解を広める取り組みも始めている。

海外客見込み宿泊事業に参入500室稼働を目指す

昨年11月、宿泊事業第1号のホテル「ナインステイツ博多」を博多区大博町に開業(運営受託)した。全38室で利用者の半数は外国人が占めており、休前日はほぼフル稼働している。
また博多駅近くの自社賃貸マンションを簡易宿所にコンバージョンし、第2号として8月までにはスタート予定。従来から外国人向けにしており、主に外国人客の利用を見込んでいるという。さらに博多区堅粕の木造アパートを建て替え、宿泊施設としての運用を計画しており、今夏の開業を予定、また同区古門戸町にもホテルを計画しており、来年末までに博多区を中心に500室の稼働を目指している。
三好社長は「自社物件のほかに持ち込みの案件もあるが、現在の稼働状況など様子を見ながら着実に進めていく。物件オーナーからお預かりした資産の、有効な活用法として提案できるよう、事業を充実させていきたい」と語っている。

外国人社員を増員し、国際化の進行に対応

同社では国際化に合わせて数年前から外国人社員の採用にも力を入れている。これまでに中国人、ベトナム人、フランス人など外国人が毎年数人入社しているが、今春は韓国人を3人採用。外国人社員はほとんどが母国語のほかに英語、日本語ができる人材で、「今後の国際化の進行に対応していくためには不可欠」として、さらに外国人社員の比率を高めていく考えだ。
また昨年10月には社内に外国人社員を中心に組織した国際事業部を立ち上げ、宿泊の集客、賃貸仲介、不動産売買などの外国人客を対象とした部分を集約した。宿泊施設、マンスリーマンションや賃貸住宅、持ち家とあらゆる住空間において、今後は外国人も対象になっていくという認識のもと、環境に対応できる体制を整えている。

リノベーションの取り組み強化市場開拓を図る

また同社は2月、九州TSUTAYA、シェルフアソシエイツと共同で住宅リノベーションの普及事業「レノバライフFUKUOKA」をスタートした。同社はリノベーションの対象となる中古物件の供給を担う役割で、今後は1年に4回程度、同店とTSUTAYA BOOKGARAGE福岡志免でのイベント開催を計画、リノベーションに対する認識・理解をさらに浸透させたい考えだ。
三好社長は「建物自体の老朽化、住む人の年齢や家族構成等によって住空間を変えていくのは必然。都心部の中古物件ではそうしたニーズの受け入れが増えてきている。中古売買の延長線上にはリノベーションは付き物。当社としても力を入れていく」姿勢だ。
派生的な取り組みとして、同社は猫共生物件の開発を進めている。2016年には城南区樋井川のアパートの一室を、キャットウォークや専用個室などを備えた猫を飼育する人専用にリノベーションした。近年の猫ブーム、またその一方で捨て猫、殺処分、虐待といった問題も増えている実情を背景としたもので、この3月には、早良区高取に全20戸の猫飼育専用の賃貸マンションを新築、「今後は物件オーナーに猫共生マンションの建築や猫飼育仕様のリノベーション工事を、空室対策の一環としても提案していく」という。

三好 修 社長
みよし・おさむ/福岡市出身、1955年2月1日生まれの64歳。77年西南学院大学法学部法律学科卒。積水ハウス㈱勤務を経て80年に㈱三好不動産入社、92年常務、98年社長。趣味は旅行、マラソン、朝風呂

 

採用情報
募集職種/総合職(英語、中国語、韓国語が堪能な方も募集)
応募資格/募集学科は全学部、全学科
採用実績/2019年度22人
採用予定/20人
年間休日/105日+リフレッシュ休暇5日
問合せ先/総務部 TEL.092-715-1000
担当/山口、鶴田、江藤

(ふくおか経済EX2019年)


会社情報COMPANY PROFILE

会社名
(株)三好不動産 (カ)ミヨシフドウサン)
代表者名
三好修
所在地
810-0054 福岡市中央区今川1-1-1 [MAP]
TEL
092-715-1000
企業ホームページ
http://www.miyoshi.co.jp/
設立
1951年7月
創業
資本金
5,000万円
従業員数
343人